13日の夜、ひらき座http://www.hirakiza.com/の自主公演『ラテンアジアの星』を見ました。小学校4年の息子も連れて行きたかったのですが、宿題がまだできていないということで、断念。
午後5時に開演、終わりは8時。長い演目でしたが、濃密かつさまざまな歌や芸が挿入され、途中であきが来ませんでした。
さて、演題の『ラテンアジアの星』ですが、「ラテンアメリカの間違いじゃないの?」と思ってしまいます。ラテンアジアとは、アジアの中で唯一スペイン支配の影響を色濃く残しているフィリピンを指すそうです。そういえば、あの独特の陽気さは、中南米と共通するものがありますね。
印象深かったのは、劇中で何回も合唱や独唱で挿入された“フィリピンの第2の国歌”といわれる『バヤンコ』。本当の国歌よりも人々に親しまれているそうです。民族の悲しみと希望を歌い上げた歌で、ミンダナオ出身の歌手アリソンさんの独唱では、国を愛する気持ちというのがひしひしと伝わってくるようでした。
ひらき座の水谷章一さん(右)と公演終了後に。
ピンぼけでよくわかりませんが、3回の公演を終えた喜びが満面の笑顔に現れています。
ロビーではフィリピンの物産の販売もありました。即席麺のようなものの5個セット(700円)と魚醤(350円)を購入。
麺はまだ食べていませんが、魚醤はナベものの隠し味で試してみました。魚醤の輸入者が付けた説明によると、原料はアジです。少しで随分塩辛くなります。魚のうまみが利いているので味に深みが増すようです。
ひらき座のみなさん、お疲れ様でした。『ラテンアジアの星』、またやってください。今度は子どもも連れて行けるように頑張ります。