先日、押草団地で「地域なんでも懇談会」が開かれ、たくさんの住民が参加しました。
町長が町の現状などについて住民に直接語りかけ、住民も町長に意見を述べたりする場は有意義です。
今回、町長が押草団地で述べた内容は
- 国の補正予算関係の地域活性化の施策をまとめ中(約9400万円)。7月半ばまでに臨時議会を開き町の補正予算を決めたい。(かどはら武志も6月議会の一般質問で取り上げました)
- インフルエンザ対策。マスクなど簡単な資材は売っているうちに各家庭で準備してほしい。
- 名鉄バス押草線(赤池駅~和合ヶ丘~白鳥~御岳~白鳥~和合ヶ丘~赤池駅)存続のために今年度末までの2年間に限り町から補助金を出しているが、乗車数はこの間もだんだん減っている。
- 瀬戸大府線にバスを走らせたい。中部運輸局で検討されることになった。
- 名鉄バスと競合する所に巡回バスを走らせられない。赤池駅乗り入れは名鉄と同じ料金でないとできない。
- いこまい館トレーニングジムはこれからは子ども~介護も含めソフトを充実させ、町民全体の健康づくりをしたい。医療費の伸びを抑えたい。
これに対し、住民からは地域の安全、コミュニティセンター建設への町の補助制度、地域防災、町内の不法投棄などについての意見・要望が出されました。
町長は、押草団地の課題についての認識を話しました。日進駅までの安全な道路については、日進市に対して折戸町枯木地区の開発計画の推進を要望していると報告しました。また、押草団地を建設し、今も賃貸住宅の管理をしている都市再生機構との関係については、機構が管理している部分には町はタッチできないが、地域住民から機構への要望について町がサポートできると話しました。
またこれに関連して押草団地汚水処理場跡地の利用についても言及しました。(昨年6月議会でこれに関する質問をしました。http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080611 )
この懇談会では押草団地の管理をめぐる状況が改めて浮き彫りになりました。たとえば町道と押草緑道は町が管理しているが、あとは都市再生機構(賃貸住宅、駐車場、通路など)、管理組合(分譲住宅の敷地)が責任を負っていることや、町と住民の連絡は自治会が役割を果たしていることなどです。
自治会の加入比率が低下していることから来る、防災への不安を話した住民もおられました。
町長は最後に、町と関係者(機構、管理組合、自治会等)との懇談の場の必要性について話しました。
地域をめぐる問題が少しずつでも解決すれば、と思います。
おまけ、かどはら武志を探せ!
豊田市議団のホームページよりhttp://toyota.jcpweb.net/news/090617-230148.html