東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

水道料金、平均6.28%の値下げ案! (14日、愛知中部水道企業団が発表)

2013年02月15日 | 愛知中部水道企業団

 愛知中部水道企業団(東郷町など4市1町に給水)は、4月からの水道料金を平均で6.28%値下げする案を、14日午後に開催された愛知中部水道企業団議会の全員協議会で発表しました。

 この案は企業団議会の3月定例会で審議されます。

 発表された値下げ案では、水道使用量が1立方㍍から10立方㍍までの部分の単価は、現行で1立方㍍あたり61円ですが、これを20円引き下げて41円とします。また使用量が11立方㍍から20立方㍍までの部分の単価は現行では146円ですが、これを15円引き下げて131円とします。

 下の「値下げのイメージ」で示したとおり、使用水量が少ないほど値下げ率が高くなっています。

 このような案とした理由として、企業団は「節水努力の反映と生活用水(特に1ヵ月20立方㍍までの少量使用者)への配慮」と説明しています。

 水道企業団議会では日本共産党の前山美恵子議員(豊明市議)が特に低所得者に向けた水道料金の値下げを求めてきました。また、これまで水道企業団議員に選出された日本共産党議員たちも、黒字を活用した値下げなどを繰り返し提案してきました。

値下げのイメージ(消費税込み)

◎契約口径13㍉で、1ヵ月に10立法㍍使用した場合の値下げ額
 現行1480円⇒値下げ案1270円(210円、14.19%の値下げ)
  年間約2520円の値下げ

◎契約口径13㍉で、1ヵ月に20立法㍍使用した場合の値下げ額
 現行3013円⇒値下げ案2646円(367円、12.18%の値下げ)
  年間約4404円の値下げ

◎契約口径13㍉で、1ヵ月に30立法㍍使用した場合の値下げ額
 現行4651円⇒値下げ案4284円(367円、7.89%の値下げ)
  年間約4404円の値下げ

 (愛知中部水道企業団議会全員協議会の配布資料より作成)

前山議員の話

 水道料金の負担軽減を繰り返し議会で取り上げてきました。増税や年金削減など暗いニュースが多い中、少しはほっとしていただけると思います。

豊明市長(水道企業団副企業長) 水道料金値下げ案を先に発表したことについて陳謝

 水道企業団の副企業長を務める豊明市の石川英明市長が、14日に開かれた愛知中部水道企業団議会の議会運営委員会に呼ばれ、企業団内部で検討中の水道料金値下げ案を先行して発表したことについて議会軽視だとの指摘を受け、陳謝しました。

 2月1日に発行された豊明市の広報誌(「広報とよあけ」No.795)の「マニフェストの進捗状況 水道料金値下げ」という記事では、「値下げは小口利用者に厚くしながら全体に及ぶようにし」などと、今回の値下げ案がかなり突っ込んだ形で紹介されています。

 値下げは住民にとっては歓迎すべきことです。しかしその情報が豊明市民だけに知らされたのは、不正常な情報発信でした。このことが原因で水道料金値下げ案の審議が進まないということが起こらないようにしなければなりません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知中部水道企業団3月議会

2007年03月07日 | 愛知中部水道企業団

 今日は昼から愛知中部水道企業団議会でした。3月議会は新年度の予算などを審議します。私は今回も一般質問を行いました。

 一般質問項目は

  1. 徳山ダム導水路、設楽ダム事業の水道料金への影響について
  2. 人事交流について

 1.については、一昨年の12月議会でも同様な質問をしましたが、徳山ダムが完成し導水路が具体化してきたことや設楽ダムの事業も動き出したということもあり、改めて聞いてみようと思いました。愛知中部水道企業団の水源のほとんどは県営水道であり、愛知県も事業に参加している徳山ダムや設楽ダムの事業費が県営水道の料金に影響し、その結果、水道料金が上がる心配があります。

 答弁は、前回と同様、影響はまだ分からないが、機会をとらえて水道料金に影響しないよう求めていく、というものでした。しつこいようですが、このような答弁を重ねさせていくことも、いざ値上げ、というときには役立つかもしれません。

 2.については、水道企業団の職員が団塊の世代より少し下の世代に集中しているため、その世代が大量に退職した後、その下の世代への負担を緩和する意味でも構成市町などとの人事交流を進め、経験を交流することの大切さを訴えました。

 答弁は、議員の指摘のこともあり、人事交流を進めてきた、新年度は県企業庁と東郷町役場と人事交流を行う、というものでした。

企業団議会、意見書を可決

 過去の高利の債務を低利のものに借り換える制度の拡充と制限の緩和を求める内容の意見書を可決しました。意見書は政府に提出されます。

 高利の起債が企業団の経営への負担となっているため、借り換えは切実な課題です。しかし公営企業の借り換えは、制度上なかなか認められません。そのため、今回の意見書を政府に提出しよう、ということで議会で一致したものです。

 これは、日本共産党の原田議員(長久手町選出)が議会運営委員会で提起したものが実ったものです。

朝は東郷中学の卒業式でした

 卒業生のみなさん、おめでとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知中部水道企業団12月議会

2006年12月25日 | 愛知中部水道企業団

 今日は愛知中部水道企業団の12月議会。私と長久手町の原田議員(日本共産党)、三好町の加藤議員(無所属)が一般質問を行いました。

 一般質問の前に、議長の企業団議員の辞職に伴なう議長選挙が行われ、新しい議長が決まりました。

 当局提案の議案がなかったので、議長選挙がなければ主要な議事は一般質問だけになるところでした。

 私は企業長の職責についてと、入札改革について質問。企業長の職責に関連して、加藤企業長(長久手町長)は「専任の企業長は必要ない」と断言されました。これまで歴代の企業長が「検討する」と言ってきたことが、一区切りついたわけです。

 入札改革についての質問では、平均落札率が下がってきているとはいえ、まだ約95%という高水準。抜本的な改革が必要です。一般競争入札などの導入は急務です。

議会の改善が一つ

 議会研修と議会運営委員会研修の報告が、各議席に配布されました。このような報告は今までなかったことです。11月の議会運営委員会に、原田議員と私の連名で提案した改革案の1つです。ただし、一般質問への一問一答式の導入は、次期改選後に持ち越しだそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知中部水道企業団12月議会の一般質問の通告をしてきました

2006年12月19日 | 愛知中部水道企業団

 明日(20日)は12月議会の最終日です。最終日には議案に対する討論、採決などが行われます。今、その討論の原稿の準備をしているところ。日本共産党議員団は、4議案について討論を予定しています。私の受け持ちはそのうちの2つ。意見書案に対する反対討論と請願に対する賛成討論です。中川議員は後期高齢者医療広域連合の設立についてと、川瀬町長の給料の30%引き下げについての反対討論を予定。町長の給料の30%引き下げについては、総務委員会では継続審査するものと決まりましたが、本会議で継続審査が認められない可能性もあり、その場合、ただちに討論・採決される運びになります。総務委員会の決定通り、継続審査になれば、討論・採決はありません。

 最終日は議員の態度が明らかになる日であり、そういった点で、私は一般質問よりも重要だと思います。いつも傍聴者が少ないのが残念です。

 さて、本題です。今日、愛知中部水道企業団の12月議会の一般質問通告の締め切りだったので、通告書を提出してきました。

 私は、企業長の職務についてと、入札改革について質問する予定です。日程は25日(月)の午後3時半からの予定です。日本共産党の原田秀俊議員(長久手町)も、地震防災について質問します。是非とも傍聴にお越しください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水道企業団議員研修、無事終わりました。

2006年08月03日 | 愛知中部水道企業団

 昨日から一泊の行程で、水道企業団議会の研修に参加しました。

 昨日は午後から静岡市水道局、静岡市門屋浄水場、今日午前は沼津市営水道の泉水源地(清水町)、午後は静岡県地震防災センターの視察。

 静岡市も沼津市も豊かな清流に恵まれ、愛知用水に頼っている私たちの地域とは条件はずいぶん異なりますが、地震対策の先進地としての取り組みは参考になりました。

 なお、泉水源地は街中の清流として有名な柿田川のすぐそばです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする