今日、2月28日は3月議会の初日でした。町長の施政方針演説の後、2006年度当初予算などの議案が上程されました。
小学生の社会見学で議会傍聴
高嶺小学校の6年生の児童たちが、社会見学で議会を傍聴しました。町政に少しでも興味が持ってもらうための良い機会だと思います。できれば、町長の演説の時だけでなく、議員が論戦する一般質問も傍聴してもらいたいと思います。きっと、そっちの方が面白く興味深いと思いますよ。
あと、ケーブルテレビのCCネットも町長の施政方針演説の収録に来ていたけど、議会全体が何らかの形(テレビだけでなく、例えばインターネットでの中継、もしコミュニティFMがあればラジオ)で中継されれば、より多くの人に町政に興味を持ってもらえると思います。
石川伸作町長の施政方針演説に拍手なし
町長与党というものがあるとするならば、まあ、4年前の選挙で町長を応援した自民系保守の議員がそれに当たると思いますが、普通、町長の演説には拍手するものでしょう。最後に出馬表明があったのに、それに対しても、なーんにもありませんでした。
議案提案理由説明
2001年の6月議会で、介護保険料減免条例の案を提出して以来ですから、議案提案理由説明をするのはおよそ5年ぶりです。ガラにもなく、緊張してしまいました。せっかくなので原稿を載せます。
議長のご指名により、議案第28号、「東郷町議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」について、提案理由説明をさせていただきます。
この案を提出するのは、先に行われた平成17年第4回定例会で議決された議案第64号「東郷町議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正」について、改正される前に戻す必要があるからです。
みなさんご承知の通り、私も含む反対者がいたものの、平成17年第4回定例会で審議された議案第64号は賛成多数で可決されました。私どもの反対理由は「町職員の給料を下げる提案がされているときに、自分たちの給料を上げることに賛成すべきでない」ということに尽きます。そして、12月議会での議決をやり直すための議案を提案した次第であります。
それでは、議案の概要をお開きください。
1番目の改正理由は、先ほど申し上げたとおりなので省略し、2番目の改正内容から説明いたします。改正内容は、12月期に支給する期末手当の支給割合を「100分の175」から「100分の170」に引き下げるということです。
3番目に施行期日などについてですが、まず、平成18年4月1日から施行するものとします。次に、議決前の状態に戻すために、平成17年12月に期末手当を支給された議員の平成18年4月の報酬額は、条例第2条の規定による額から、表に掲げる額を差し引いた額とすることとします。
平成17年12月に議長だった者については、第2条の規定による報酬額から28,130円を差し引き、以下同様に、副議長だった者については22,620円、常任委員長、議会運営委員長だった者については21,170円、その他の議員については20,445円を差し引くものとします。これは、平成17年12月時点での期末手当の基準額に、平成17年第4回定例会での期末手当支給割合の引き上げ分0.05月分を掛け合わせて得た額です。
みなさんのご賛同をお願いして、議案の提案理由説明を終わります。(以上)
読んでくださってありがとうございます。