8月中旬、日本共産党の前山美恵子豊明市議、原田秀俊長久手市議と一緒に愛知用水東郷発電所を見学しました。
東郷発電所は、愛知池の東郷ダムに隣接しているダムの落差を利用した小水力発電所で、2000世帯分の電力を発電しています。
この小水力発電所は愛知用水の二期工事のとき新たに造られた導水路に設置されたものです。愛知用水を管理する水資源機構の担当者は、一期工事のときに造られた導水路にも小水力発電所を設置することも検討する可能性もあると語りました。また、知多市にある佐布里池(そうりいけ 愛知用水の調整池)でも水の落差を利用した小水力発電が検討されているそうです。
東郷町を流れる愛知用水も流れが速く、発電できる可能性があるように見えます。しかし機構の担当者の話によれば、愛知用水の平均勾配は約2000分の1しかなく、発電のための水車を置くと流れが悪くなる恐れがあるとのことで、こちらはあまり期待できそうにありません。しかし、愛知用水の支線には落差があるところがあり、それらの活用も検討されているそうです。
東郷町で自然エネルギーを生かしたまちづくりを進めるためには、水資源機構などとの連携も必要だと思います。