今日は、東郷町議会の議員定数を検討する会議の3回目。(2回目はhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080725)
町民の意見などが議題になりました。
私は今年2月に行われた「特別職報酬等審議会」の議事録(http://www.town.togo.aichi.jp/contents/ePage.asp?CONTENTNO=3248&PNO=)の写しを配布し、特に11ページから13ページの内容について紹介しました。
その中に次のようなくだりがあります。
会長 広く意見を聞くということになれば議員の数がもっと増えてもいいと思うんですけれど、他の委員会とか審議会を組織するんだったら議員の数はもっと少なくしてもいいということですね。
このように、町長の諮問機関(町長が案を作る過程で、専門家や住民の意見を取り入れるための会議)と、議会とを、ごっちゃにした議論が展開され、「審議会があれば、議員は少なくていい」という話がされています。
私は、「報酬審議会の委員の意見は、ある程度、住民の意見の反映だと思う。このように間違った議論を前提にした削減論なら、議会は従う必要はない。ただし、住民がこのような認識を持つのは、議会が自らの役割を理解してもらうための努力が足りなかったからだろうから、反省して改める必要がある」と発言しました。
他の議員たちも、「行政に関わりが深い人たちにも、この程度しか理解してもらえていなかったのか」などと、ショックを受けた様子でした。
前回は、各種団体や住民との懇談を重ねた伊賀市議会の取り組みを紹介しましたが、伊賀市議会のような取り組みが東郷町議会にも求められていると思います。
なお、「議会だより」の8月1日号には、議員定数検討の会議についても紹介されており、これを読んだ住民からある程度、反響があるのでは、と期待していましたが、この会議のメンバーの議員に関しては、「議会だより」のその記事を読んでの反響は皆無だったようです。議会自体が注目されていないためか、議員定数がそんなに大した問題ではないからかは、定かではありませんが。
町当局の発言が誤解を招かないように
和合ヶ丘地区での「地域なんでも懇談会」の議事録(pdf注意)の9ページに
【意見9】 議員定数20人は多すぎるという意見もある。議員の定数削減について、どのようにお考えか。
(回答) 議会に議会活性化特別委員会が設置され、その委員会の中に議員定数を検討する分科会ができたと聞いています。次回の議員選挙に向けて定数を削減する方向で検討すると聞いています。
というやり取りがあります。(回答)とは、町当局側の発言です。
少なくとも「削減ありき」の会議ではありません。「削減する方向もあるかも」といった認識でいます。「削減する方向で検討」と言い切られては、我々の立場が住民から誤解を受ける恐れがある、ということで、議長から当局に注意してもらうよう、議長にお願いすることになりました。
日本共産党 かどはら武志の一般質問は9月11日(木)
昨日の議会運営委員会で、9月議会の日程が決定しました。
一般質問は9日(火)~11日(木)の3日間で、9・10日は6人ずつ、11日は2人です。
私は11日(木)の最初、朝10時からの予定です。
日本共産党の中川まさお議員は10日の5番目の予定です。何時ごろかは予想できませんが、3時か4時ごろからになると思います。
いずれ議会のホームページに詳しい日程と各議員の一般質問項目が掲載されるので、そちらもご参照ください。
みなさんの傍聴をお待ちしています。