東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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私たち4人の議員への「警告書」について議長たちに問う―公開質問状など(3)

2009年10月03日 | 東郷町議会

9月29日、議長と議会運営委員長に提出した公開質問状など

 最後に、議会運営委員長宛てに出した「公開質問状」を掲載します。

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                        平成21年9月29日
議会運営委員長 星野靖江 殿
  公開質問状
         若園ひでこ、中川雅夫、門原武志、山口洋子
1) 菱川和英議員が提出した即決動議なるののの正当性について
 6月23日の本会議で、総務委員長が「継続して審議したいむねの申し出」を行い、議長が「継続審査の可否」を諮った時、菱川和英議員が“即決動議”なるものを提出した。
 菱川和英議員が説明する動議の内容は“委員会付託を解除して、即刻採決する”というものであるが、そのような“動議”は委員会審議独立の原則を侵す明白な会議規則違反であって、会議規則上もあり得ない、許されないものであると思うがどうか。
2) 「継続審査の可否」を問う採決で足り、菱川和英議員提出の動議は全く無駄
 ○継続審査を可とするものが少数であれば議会閉会とともに時間切れの廃案となり、
 ○継続審査を可とするものが多数であれば総務委員会は議会閉会中も継続して審議できる。
 上記の2項は、菱川和英議員自身が説明していた事柄である。
 ここで注目すべきことは、ここまでの議事進行に動議を提出する必要は全くないということである。必要もないのに会議規則違反の「動議」を持ち出して混乱を引きおこした菱川和英議員には厳重な注意を与え、反省をもとめる必要があると思うがどうか。
3) 菱川和英議員は、本来は不必要な動議とともに、会議規則違反の動議を併せて提案した。思うがどうか。
 一般には動議を採決する時には討論を用いなければならないが、近藤秀樹議長の議事進行は異常なほどに一方的なものであった。
 近藤秀樹議長は、動議の提案理由説明のために菱川和英議員を3回も指名して、くどくどと発言させたにもかかわらず、動議に反対する発言については、中川に1回、渋々発言を許しただけで、発言を求め続けた門原には、とうとう1度の発言もさせなかった。
 菱川和英議員をして、何度説明させようとも会議規則違反の動議は矛盾だらけで、矛盾が矛盾を生む連鎖につながって行かざるを得なくなる。
 最大の矛盾は、採決しようにも基となる委員長報告が存在しないことである。ここで、委員長報告のデッチアゲが企まれることになり、近藤秀樹議長自身がその実行犯になった。
 「継続して審議したい旨の申し出」を委員長報告だと言いくるめようとして失敗し、みじめに行き詰まった姿はビデオを見ても痛々しい。
 そして、挙句にマイクで怒鳴り、議長が一方に荷担することを議長席で表明するなど、前代未聞の大失態といわざるを得ない。
 休憩後の、近藤秀樹議長は休憩直前の興奮を陳謝し、議事進行でも本来あるべき姿に立ち戻っていたので、それからの議事は大変スムーズなものであった。我々は、この状況を近藤秀樹議長の明確な反省と受けとめて、休憩前の異常に一方的な議事進行について、立ち返って責任を追及することも必要ないと考えていた。
 しかし今日、我々は議長の異常に一方的で強引な議事進行を正そうとした、まさに、その行為に言いがかりをつけられ、不当な扱いを受け、政治倫理審査会委員長を自称する石川昌弘議員から警告書なるものまで突きつけられている。
 この自称政治倫理審査会を立ち上げたのが近藤秀樹議長であるいじょう、我々としても、近藤秀樹議長が行った異常に一方的で横暴な振る舞いの責任を不問に伏すことは出来ないと考えるものである。
 議会運営委員長として、6月23日の本会議における近藤秀樹議長の異常に強引で一方的な議事進行と、横暴な振る舞いについて明確な釈明と反省を求めるべきではないか。

以上、3項目について10月5日までに書面にて回答されるよう求める。
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 私たち4人の議員への「警告書」について議長たちに問う―公開質問状など(1)

 

私たち4人の議員への「警告書」について議長たちに問う―公開質問状など(2)

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私たち4人の議員への「警告書」について議長たちに問う―公開質問状など(2)

2009年10月03日 | 東郷町議会

9月29日、議長と議会運営委員長に提出した公開質問状など

 次に、これも議長宛てに出した「自称政治倫理審査会から渡された警告書なるものについて」を掲載します。

 なお、私たち4人の議員に渡された「警告書」も、この文書に添えて議長に提出しました。参考に、それぞれの議員への「警告書」の文面も掲載します。(私宛は「東郷町議会全体の知的レベルを疑われるようなことは、おやめになったらどうか?―私たち4人の議員に「警告書」」に掲載しています)

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                        平成21年9月29日
東郷町議会議長 近藤秀樹 殿
自称政治倫理審査会から渡された警告書なるものについて
         若園ひでこ、中川雅夫、門原武志、山口洋子
1) 政治倫理審査会から「警告書」を渡されるいわれはない
 9月議会最終日の25日、議会の全日程が終了した後、我々4人は議長室に呼ばれ「政治倫理審査会委員長 石川昌弘」署名の警告書を渡された。
 我々はこれまで、政治倫理審査会に呼ばれるようなことは全く身に覚えがないし、理由も示されない呼び出しには応じられないと回答してきた。そしてこの期間、8月2日に1回目、8月12日に2回目の呼び出しがあって以降は、1ヶ月以上何の働きかけもなかった。
 9月25日に至って突然、「警告書」が出てきたのであるが、我々はもとより、このような警告を受けるいわれはないので受け取りを拒否する、また自称政治倫理審査会なる集団の行為について、我々は預かり知らぬことであるので、議長が責任を持って「警告書」の無効を確認するよう求める。
2) 「警告書」の内容は政治倫理審査の対象にはそぐわない
 議事進行上の争いは会議規則に基づいて処理し、顕著な規則違反があれば懲罰委員会に訴えるのがルールであって、ここに政治倫理審査会が出る幕はない。
 政治倫理審査会の対象は例えば、次のような事件である。
 9月議会中の17日、午前9時に開会された総務委員会が昼休憩に入ったが、その時近藤秀樹議長・総務委員、加藤啓二総務副委員長、菱川和英総務委員、他1名が連れ立って、わざわざ町外に遠出してまで昼食に出かけ、午後1時30分の委員会再開に間に合わなくなるという大失態を演じた。更に、本人らは電話で遅れると伝えたからいいだろうと何ら反省の色がない。
 こういうことこそ「議員としての行動の節度を著しく逸脱した行為」として政治倫理審査会が断固として処断すべき事柄なのである。
3) 名前を名乗らぬ政治倫理審査会を解散せよ
 自称政治倫理審査会は“議長に逆らうことは政治倫理に違反する”として我々を処断した。
 彼らは議会内の組織であると言いながら議員にも名前を明かさない秘密の集団であるが、本来の政治倫理事件に対して働く気がないだけでなく、世間的な常識が通じず、道理もわきまえない集団であることがこれではっきりしたといえる。
 議長が作ったとされる自称政治倫理審査会は、東郷町議会においてまさに百害あって一利なしの存在であり、議長が責任を持って即刻解散させるよう要求する。

 以上3項目について対処された結果を10月5日までに書面にて示されるよう求める。
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参考 それぞれの議員への「警告書」

-(中川雅夫議員宛て)--------------

                   平成21年9月24日
中川雅夫議員
             東郷町議会政治倫理審査会
               委員長 石川昌弘
              警告書
 6月23日 本会議において、議長の再三にわたる制止にも拘わらず議長を恫喝した行為、また騒ぎたて議長の採決により決した事案をないがしろにした。これらは、議員としての発言、行動の節度を著しく逸脱した行為である。
 東郷町議会政治倫理要綱第2条(6)により警告書を発し、議長宛に今後の発言、行動には充分注意する内容の誓約書を10月9日までに出すよう要請する。

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 ↑門原武志宛てと文面は全く一緒です。

-(若園ひでこ議員宛て)------------

                   平成21年9月24日

若園ひでこ議員
             東郷町議会政治倫理審査会
               委員長 石川昌弘
              警告書
 6月23日 本会議において議事進行を妨げたことは、議会運営委員会で決められた議事日程を否定する行為であり、議会運営委員の責務を放棄したと言わざるをえない。
 東郷町議会政治倫理要綱第2条(2)により警告書を発し、議長宛に今後の行動には充分注意する内容の誓約書を10月9日までに出すよう要請する。

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 注)東郷町議会政治倫理要綱第2条(2)とは…「地方自治の本旨にのっとり、議員本来の責務をまっとうすること。」

-(山口洋子議員宛て)--------------

                   平成21年9月24日
山口洋子議員
             東郷町議会政治倫理審査会
               委員長 石川昌弘
              警告書
 6月23日 本会議において、議長の制止にも拘わらず、議会騒乱に組みした行動は節度を逸脱している。
 東郷町議会政治倫理要綱第2条(6)により警告書を発する。

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 ↑誓約書提出を求めていないのが特徴です。

(続く)

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