東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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消防広域化(豊明市と尾三消防組合)について、消防組合議会で質問しました。

2016年01月08日 | 日記
 尾三消防組合の12月議会で、私は、豊明市から検討の申し入れがあり尾三消防組合(東郷町、日進市、みよし市)の側が承諾した「消防の広域化」について取り上げました。

(写真 1月8日の尾三消防組合出初式)


 豊明市が消防事務の統合についての検討を、東郷町・日進市・みよし市で構成する尾三消防組合に申し入れ、尾三側が承諾しています。(関連記事 http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/e/37b447c968f4fb281170f5d08785447e?st=0#comment-form )
 豊明市消防本部と尾三消防本部の統合による「広域化」で、地域の消防力が落ちないよう、注視が必要です。

 一般質問に対する答弁は次のとおりです。(答弁者はいずれも消防長)

広域化の検討に向けた課題

 広域化に向けた協議の中で想定しなければならない課題については、平成27年12月16日に第1回尾三消防組合・豊明市消防広域化担当部長・課長会議を開催し、広域化の協議を行うための協議会設立に向け準備を始めたところである。
 現在のところ課題の抽出をしているところだが、分担金など財政、車両や資機材配備など消防業務、職員の階級や人員配置など人事に関する課題などが考えられる。

三次救急病院※が管内に入る利点とは?

 現在、豊明市内にある三次医療機関は、愛知県の災害拠点病院に指定をされており、有事の際にも高度な医療を提供できる医療機関である。高度な医療機関が、尾三管内になることで、当消防本部との連携をより深め、住民の皆様に安全安心を提供することができると考えている。
 また、救急救命士は、毎年、救命救急センターにおける再教育が法律によって義務付けられており、尾三消防本部においては、当該医療機関にお願いしている。
 しかし、その他の救急隊員については、日進市及びみよし市にある二次医療機関において、教育を実施しているのが現状。
 当該医療機関が管内となることで、救急隊員全体の教育をお願いすることが可能となり、救急隊員の資質向上を今以上に図ることができると考えている。
 (尾三消防組合管理者の川瀬雅喜東郷町長が「豊明市には尾三管内にはない重傷者を受け入れる三次救急病院があり、住民の安全安心につながる」(「中日」11月28日付)と利点を説明したことについて)

尾三消防、豊明市消防の現状と広域化後の目標は?

 消防力の現状については、まず国の示す消防力の指針から見た消防力における車両等は、尾三消防本部、豊明市消防本部ともにほぼ充足率を充たしている。
 また、災害対応の視点から見た消防力については、尾三消防本部が人口約19万人に対応した消防力、豊明市が人口約7万人に対応した消防力であり、それぞれ人口に応じた消防力である。
 従って、広域化後は併せて、人口約26万人の消防力をお互いに共有することになる。
 なお、国の指針による有効な消防力の規模は、人口30万人以上であるため、広域化によるスケールメリットにより、大規模な災害や重複する災害に対応する能力を高めようとするもの。

※三次救急病院
 救急医療は重症度に伴って、第一次、第二次、第三次の3段階の体制がとられています。一次は休日急病診療所など。二次は入院が必要な患者を受け入れる病院。三次は一刻を争う重篤な患者を受け入れる医療施設で、豊明市内にある藤田保健衛生大学病院がそれに当ります。
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参院選で自公を少数派に! 今年もがんばります

2016年01月01日 | 日記
 昨年4月の町議選で5期目の当選をさせていただいてから、公約実現に向けがんばっています。9月議会では全教室へのエアコン設置を求める請願が採択されました。

 日本共産党が各党・団体に呼び掛けた野党共闘への模索が、参院選に向けて始まっています。東郷町でも、党派を超えた共同が続いています。こうした動きをさらに広げ、自公両党の安倍政治を終わらせるためにも全力を尽くします。

2016年1月1日
東郷町議会議員 かどはら武志
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