東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

「モーニングバード」の「花火は震災前に作られた」報道についてテレビ朝日に問い合わせた

2011年09月29日 | 地域

 日進市が福島県から買った花火の打ち上げを中止した件。

 テレビ朝日系列の「モーニングバード」が20日(火)の放送分で、花火業者が「昨年製造したもの」と話したと報道しましたhttp://datazoo.jp/w/%E6%97%A5%E9%80%B2%E5%B8%82%EF%BC%88%E6%84%9B%E7%9F%A5%EF%BC%89/8091913が、実は震災後に作られた花火があったことを日進市が明らかにしました(日進市ホームページhttp://www.city.nisshin.lg.jp/event/1967/yumehanabi_taiou/hanabi_kensakekka.html)。

 このことについて、私がテレビ朝日に問い合わせたところ、この報道の内容は花火業者からの聞き取りによるものであり、また、日進市が打ち上げ中止した福島県の花火の中に震災後に作られた物があったことは確認していない、とのことでした。

 また、震災後に作られた花火もあったことについて、後日、放送で伝えるかどうかについては、番組独自の判断によるので答えられない、とのことでした。

 日進市の件が報道するほどのことなのかは私には疑問です。しかし報道したことが事実と違ったことを知らせるのは報道機関として当然のことだと思っていた私にとっては、テレビ朝日の回答は驚きでした。

テレビ局に問い合わせて驚いた

  1. 電話に出た人が名乗らない。私は名乗ったのに。
  2. 保留中に流れる番組宣伝がやかましい(マツコ某の名前が耳に残った)
  3. 後日の回答を要求しても応じない。また電話をかけてください、と。昨日電話して、今日も電話して回答をもらいました。
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原発事故を憲法から考える(学習会のお誘い)

2011年09月26日 | 議員活動

 3月11日に発生した福島第一原子力発電所の爆発事故は、地元のみならず、広い範囲に放射能汚染をもたらし、生活基盤を奪いました。ここ、愛知県でも放射性物質に汚染された牛肉が販売されるなど、汚染の拡大が懸念されます。日常生活を奪う原子力発電所の事故を、憲法から考えませんか。

日時 10月1日(土)午後1時30分~(2時間ほど)
場所 東郷町民会館2階 会議室
話題提供 高森裕司 弁護士(名古屋南部法律事務所)
 弁護士のお話の後、自由な懇談を行います。
 会場費1人100円のご協力をお願いいたします。

どなたでも参加できます

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高校3年生(18歳)まで医療費無料化、来年1月1日からの実施が決定!

2011年09月23日 | 東郷町政

 22日、東郷町の子どもの医療費窓口負担無料制度を来年1月1日から高校3年生まで(18歳になった年度の3月31日まで)に拡大する条例が、東郷町議会で全員一致で可決されました。

 現在の東郷町の子ども医療費窓口負担無料化は、通院は小学校6年生まで(今年4月実施)、入院は中学校3年生までです。2008年から、愛知県の制度が通院は小学校入学前まで、入院は中3までに拡大されてから、愛知県内では多くの市町村が独自に通院も中3までに拡大しました。しかし東郷町だけが周辺より遅れた状況に長くありました。

 それが今回の条例案の可決により、一気に県内一の水準に躍り出ました。

 子ども医療費窓口負担無料化は、子育て世代からの期待が大きかったのは当然です。他の世代の方々からも、どの子どもも健やかに育つために必要な制度だと、期待されてきました。また、「これだけ注目される施策で、周りの町より遅れてどうする? 町のイメージアップにマイナス」という意見も、多くの住民から聞かれました。

 この制度については、数回にわたって住民による署名運動が取り組まれ、議会に請願署名が提出されました。日本共産党も協力しました。

 今回の条例提案は、こうした住民の努力が実ったものです。

 また日本共産党議員団も、他の議員と協力しながら、通院も中3まで拡大する条例案を、数回にわたって議会に提出しました。

 今回の議会で川瀬雅喜町長は「18歳までというのは、児童福祉法に定める児童だから」という答弁をしていました。これはとても納得できる説明です。今考えると、「中3まで」という私たちの提案は控えめなものでした。

 なお、今回の制度改正により必要になる年関係費は3300万円と見積もられています。これは町税の前納報奨金の廃止(1180万円)、職員の地域手当の引き下げ(1960万円)、議員定数削減(4人、1500万円)で賄えると、当局は説明しています。

 町長は「次は在宅医療や介護予防など、高齢者福祉に力を入れる」と述べています。

 日本共産党も、老人医療費無料化の実現など、高齢者も安心して医療が受けられる東郷町の実現に頑張ります。

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「花火が震災前に作られたことを知った上で“放射能が飛散”とツイートしたのですか」

2011年09月21日 | 地域

 先ほど(21日午前8時35分~)、昨日の私のツイッターを読んだ日進市民(男性)から「議員は、花火が震災前に作られたことを知った上で“放射能が飛散”と書いたのですか?」という質問の電話がありました。

 その私が書いた文は
「昨日の中日に載ってた名大大学院の環境放射能の先生の「花火の放射性物質を気にして打ち上げを取りやめるのは行きすぎ…花火は当然、食品と切り分けて考え なければならない」。食品は嫌なら選ばなきゃいいけど、花火は環境に飛散するということを、この方はどう考えるのだろう。」http://twitter.com/#!/kadohara/status/115934961047048192です。(20日8時47分3秒)

 これを書いた頃には、花火が震災前に作られたことはテレビなどで報道されていました(私もメーテレの「モーニングバード」で知りました)。
 電話の男性は、「これだけ読んだ人が、『震災前に作られた花火だと報道されているのに、それも知らず、放射能が入っているかも、といまだに心配してるのか、この議員は』と思ってしまうかもしれない。140文字(ツイッターの文字制限)の中で全てを言い表すのはムリだろうと思って、議員の見解を聞きたいと思って電話させてもらった」と述べました。

  私の回答は

  1. 私が昨日これを書いたときには、昨日の朝の報道(モーニングバード)で知っていた。
  2. 問題は、それが日進市で福島県の花火の打ち上げが中止になったことが報道された後、明らかになったこと。
  3. 日進市当局が、花火が震災前に作られたことを知っていれば、そのことを十分に住民に説明できたはずだし、心配の声を寄せた市民も納得できたかもしれない。
  4. もし、日進市当局が花火が震災前に作られたことを知った上で、打ち上げ中止を決めたと言うのであれば、根拠なく福島県で製造された製品を排除したことになる。これは批判を免れない。
  5. 知らなかったとしたら、「岩手県陸前高田市の松を京都の送り火で使おうとして中止になった」という騒動の教訓は、全く生かされなかったということになる。福島県から遠く離れた岩手県の松でも問題になったのだから、福島県の花火を打ち上げるということであえば、当時、京都市に寄せられたのと同様な疑問が寄せられることは、想定しておくべきだった。その想定がなかったから、十分な説明ができず、中止せざるを得なくなった。
  6. 私は、市当局が想定すべきことをしていなかったことを問題だと思っている。
  7. 今朝の「中日」によると、日進市長は福島県まで行って町長に謝罪するという。それはお互いの意思を確認し、もし誤解があるならそれを解く機会でもあるので、行かないよりは良いと思う。しかし、日進市当局の対応のどこに問題があったのかを、市長自身が認識しないと、何について謝罪するのか分からなくなる恐れがある。
  8. 私が住む東郷町でもそうだが、日進市は学校給食の食材は「市場に出回っているから安全」と言い切っている。これがいかに論理的に間違っているかは、暫定規制値を上回った食品(牛肉、茶葉など)が市場に出回った事実を見れば、分かるだろう。こうした、“根拠のない楽観論”が、あらゆる可能性を追求しできる対策を講じる、ということができなくなった原因ではないか。

(なお、電話では話しませんでしが、日進市では宮城県と岩手県の花火が打ち上げられたことは論理的な説明がつかないため、日進市が問題の所在を理解できていなかった可能性があります。また、日進市は今回打ち上げなかった花火を検査した上で来年打ち上げるようですが、これは納得できる対応です。)

 以上のことを話すと、男性は「そこまで聞いて分かった。でもツイッターは短文だし全部を捉えずに、そこだけ捉えて、広める者もいる。これは、言葉の一部だけ捉えられて報道されることによる害もあるので、議員にも分かるだろう。ぜひ、ブログでまとまった見解を出すように」と助言してくださいました。

 昨日、私にはツイッターを通じて色々な意見・罵声が届きました。そのことで私は、今回の日進市の花火の件を捉えて「被災地対日進市」と単純化している意見が多いのが気になりました。
 このことも男性に話すと、ご理解いただけたようです。

 なお、私が「花火が震災前に作られたことを知った上で“放射能が飛散”と書いた」わけではないことは、20日9時19分9秒に書いた
「花火に放射能が混入していないのも、混入しているのも可能性でしかなかった。今朝の報道を見る限り、製造時期も去年だから混入していない可能性が高いだろ う。しかし日進市では陸前高田の松の教訓がどれだけ生かされたのだろう。混入が心配される可能性があるなら、納得してもらうだけの努力は必要。」http://twitter.com/#!/kadohara/status/115943038899073024
をご覧いただければご理解していただけるものと思います。

 なお、私が昨日ツイッターで書いたことは
http://twilog.org/kadohara/date-110920で見ることができます。

 貴重なご意見をお寄せくださった日進市民の男性には感謝いたします。

 また、私のツイッターを読み、心配する意見も多数寄せられました。ご心配をおかけしたことについては、私の反省材料とさせていただき、今後の情報発信のあり方に生かしたいと思います。

------追記------

 22日の日進市議会全員協議会で、日本共産党の坂林たくみ市議の「報道では震災前の花火だったとのことだが」という質問に、当局は実は震災後の物もあったことを明らかにしました。市民からの問合せ後に、業者に問い合わせて知ったとのこと。どうしてあのような報道になったのでしょうか?
 またある議員が「尾三消防に放射線量計があるのに使うことは考えなかったのか」と質問。当局は「そこまで思いが至らなかっ た」と答弁。花火の製造時期を後から調べるとか、検査のこととか、陸前高田の松の件で想定できたはずです。放射能の危機管理の甘さが露呈しました。以上は坂林市議の情報です。

(9月26日)

------追記2------

 日進市によると、打ち上げる予定だった花火から、検査の結果、放射性セシウムが検出されました。http://www.city.nisshin.lg.jp/event/1967/yumehanabi_taiou/hanabi_kensakekka.html

 放射性セシウムが検出された花火は4月1日に製造されたものでした。また、検査に出された他の花火も7月と8月に製造されたものです。いずれにせよ、震災後に作られた花火があったことは動かしようのない事実です。

 いよいよこの記事のタイトルにある「花火が震災前に作られた」という前提が成り立たなくなってきました。

 繰り返しますが、この記事にもあるように私が「花火が震災前に作られた」ことを“知った”のは、メーテレ(テレビ朝日系列)の「モーニングバード」9月20日放送分でです。http://datazoo.jp/w/%E6%97%A5%E9%80%B2%E5%B8%82%EF%BC%88%E6%84%9B%E7%9F%A5%EF%BC%89/8091913

 製造時期について、その後どう報道されたかを調べていますが、今のところ不明です。

(9月28日)

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東郷町国民健康保険の加入者で経済的に困窮して医者にかかるのを我慢している人は役場に相談しましょう

2011年09月14日 | 東郷町政

 「お金がないから医者に行くのを我慢している」という方の話を聞きます。せっかく高い保険料を払っても、医療機関での支払いが大変で、いざというときにも必要な医療を受けられないようでは、命に関わります。

 国民健康保険法の第44条では、経済的に困窮するなどの理由があるときには、国保加入者が医療機関で支払う一部負担金を、免除、減免、支払猶予とすることが定められています。

 しかし東郷町では、免除や減免などの方法を決める要綱がなかったため、実施されてきませんでした。

 私は、少なくない国保加入者が経済的な困難を抱えている実態を示し、国保法44条にもとづく一部負担金の減免を東郷町でも実施するよう求めてきました。http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20101212

http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090915

 そして、この9月から東郷町でも実施されることになりました。

 主な内容は、

  • 生活保護基準の1.15倍以内では全額免除
  • 生活保護基準の1.25倍以内では半額免除

です。

早く制度の周知を!

 日進市では以前からこの制度が整備されていました。しかし制度があることが知られていないため、制度利用の申請がないということがありました。(日本共産党の坂林たくみ日進市議の2009年12月の報告から

 東郷町の制度は9月の広報で紹介されているので、多くの人に気がついてもらうといいのですが。

 医者にかかりたいのにお金が心配で行けないという人がいたら、役場の窓口で相談してください。生活状況を確認するために通帳などが必要です。出かける前に担当の保険医療課(役場の電話番号は0561-38-3111)に問い合わせましょう。

 役場による制度説明はhttp://www.town.aichi-togo.lg.jp/hoken/ichibufutannkin.html

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