今日から東郷町議会の3月議会が始まり、町長の施政方針演説や助役の選任が行われました。
町長の施政方針演説は、議員には前もって配布され、議員たちはそれを見て一般質問の通告をします。前もって配られ、一般質問の通告のために何回も読んでいるので、聞くほうは緊張感を保つのに苦労します。町長も、決まっている原稿を読み上げるだけなので、そのまんま東知事のように身振り手振りで迫力ある演説、というわけにはいかないようです。また、町長は花粉症のためか、鼻声で、つらそうでした。そういうわけで、全体的に緊張感に欠けていたように思います。
施政方針演説を収録するためのケーブルテレビのカメラが来ていました。ケーブルテレビを視聴する人にも、緊張感のなさが伝わってしまうのではないかと心配です。
施政方針を前もって配布するのは、一般質問で施政方針について質す人が一般質問通告を出すために必要だということだと思いますが、前もって配るならば要点のメモだけにするとかの方法が考えられるのでは。また、施政方針は前もって配らず、そのかわり施政方針についての一般質問通告をする場合は単に「施政方針について聞きます」だけ書けばOKとかの方法が良いのでは?
施政方針の原稿を受けとって2週間以上経ったかと思いますが、その後の情勢の変化を盛り込みたいと町長が思うかも知れません。内容が前もって分かるのは利点が大きいと思いますが、内容がずいぶん前に画定してしまうのもいかがなものか、と個人的に考えました。
さて、毎年、施政方針演説のときにケーブルテレビの収録が来るのですが、視聴者にとっては町長が一方的にしゃべる施政方針演説よりも、一般質問の方が面白いのではないかと思います。CCNetさん、いかがですか? それとも議会費で放送枠を買い取ることを提言しましょうか。
助役に加藤利篤氏を選任
助役に役場総務部長の加藤さんを選任する案が、日本共産党などの賛成多数で承認されました。反対は非自民無所属の2名。任期は明日から4年間です。
児童館前で署名集め
議会が終わった後、北部児童館の前で子どもの医療費の中学卒業までの無料化を求める署名を集めました。今まで保育園前で署名を集めていましたが、現に無料制度の恩恵を受けていない人の方が署名に協力してくれるのでは、という意見が町民から寄せられ、児童館前でやってみることにしました。
夕方には、放課後留守家庭対策で児童館に預けられている子どもをお母さんやお父さんが迎えに来られます。保育園前ほどいっぺんに来ないので、書名も取りやすいし、その分対話もはずみます。また、私が住んでいる場所に近いこともあって、北部児童館に来る人には知り合いも多く、そのことも良い方に作用しました。
明日以降は、いままで朝にしか行ってなかった保育園前に、夕方にも行ってみます。