1948年に新憲法を祝って全国から寄せられた23720首から選ばれた100首を「百のうた千の想い」の稲田善樹さんの原画を添えて展示しています。イスラエルのパレスチナ空爆の写真速報もあります。1階ギャラリーです。町民の作品もあります。
1日(日)17時まで。
1948年に新憲法を祝って全国から寄せられた23720首から選ばれた100首を「百のうた千の想い」の稲田善樹さんの原画を添えて展示しています。イスラエルのパレスチナ空爆の写真速報もあります。1階ギャラリーです。町民の作品もあります。
1日(日)17時まで。
今日、ある新聞の地域版に、東郷町が雇用対策として今日から臨時職員の募集を始めることについての記事が載っていました。
雇用期間が2月16日から3月末までであることなど、詳細に報道されていますが、仕事の進み具合によっては雇用期間が短くなる、といったことが書かれていました。
気になったので担当部長に尋ねてみました。
担当部長が言うには、「(その記事を読んで)誰がそんなことを言ったんだ、と思った。昨日に報道した新聞は正確だったのに」。
募集のお知らせでは「3月31日まで」となっていますが、担当レベルでは、可能ならば雇用期間を延長することも検討されているようです。(新年度予算との絡みもあり、方針の決定までは難しそうですが)
各自治体では、派遣切りなどで失業した労働者のために、緊急に臨時職員の募集を行っていますが、雇用期間の短さからか、あまり反応がないという話もあります。そんな状況で、雇用期間が更に短縮されるかも、と新聞に書かれたら、ますます敬遠されそうです。
担当部長はヤル気満々です。町がホームページで発表したこと以上の内容を報道するのは難しいかもしれませんが、町が発表した以下の内容にならないように注意してほしいと思います。
今日、今年最初の東郷町教育委員会定例会がありました。全国学力テスト(全国学力学習調査)に、東郷町も今年も参加するのかが議題になるということで、傍聴してきました。
傍聴者は私も含め2人。
まず結論ですが、今年も参加です。全員賛成でした。
実施は4月21日の火曜日。
主な意見
質問と、それに対する答弁
委員 現場ではどう受け止められているか。
指導主事 保護者からの問い合わせはいっさいないので、反対はしていないと思われる。学校にとっては実施・分析で負担があるだろうが、これからどうすうるかについては賛否両論がある。
委員 これまでの実施で言えることは。
教育長 文科省の資料によれば、習熟度別学習は効果がなかった、地域の教育力を生かした学校は正答率が高かった、など。
私の感想
全員賛成ではありましたが、積極的な賛成ではなかったと思います。「せっかく始めたのだから2回だけで終わるのはもったいない」という考えだったのではないかと思われます。
いったん始めたことを東郷町がやめることに相当な勇気が必要だから、という思いからか、「不参加だと説明が大変」という意見すらありました。政府がやるからお付き合いしているんだ、という程度のモノなのでしょう。
特筆すべきなのは、序列化に明確に反対する意見が出たことです。大阪府や鳥取県、秋田県などでは市町村別、学校別の平均点を公表することなどが言われていますが、こういう「悪乗り」に対する反発だと推察されます。
教育関係者の運動が、教育委員のこのような発言をする雰囲気を作り出したと言っても良いと思います。
興味深かったのは、教育長が「習熟度別学習の効果がない」ということを紹介したことです。
学力テスト以外の主な話題
教育長や事務局からの報告で興味深かったことをいくつか紹介します。
現職教員の研修テーマは「学び合い」
「学び合い」って、犬山市での実践がいろんなメディアで紹介されていますが、それのことです。習熟度別学習の対極にあるものですね。ぜひとも東郷町でも実践してもらいたい。
連絡が取れなくなった児童・生徒が増加
不況の影響か、連絡が取れなくなった児童・生徒がいるそうです。外国籍だけでなく日本人でも。増える心配があります。
どんな経済情勢になっても、子どもの学びは保障されなければなりません。
冬休み中に学校に勝手に侵入
タバコを吸ったり、焚き火をしたり…。中学校に防犯カメラが設置してあったので、ばっちり映っていたそうです。
良い歳して、少しは考えたらどうか。子どもが勉強する場所でもあるし。
東郷町役場は失業対策として臨時職員10人を雇用する方針を決めました。募集期間は1月28日から2月6日まで。
2月16日から3月31日まで雇用します。
詳しい内容は東郷町役場ホームページのhttp://www.town.togo.aichi.jp/Contents/ePage.asp?CONTENTNO=4053&PNO=0をご覧ください。
このような取り組みを始める自治体が増えていますが、実際には3月までの有期雇用ということで、反応が少ないという話も聞きます。
しかし、地方自治体が派遣切り対策に動き出すことは、派遣切りが本当に大変な状況だということを世論に訴えかけるために有効なことだと思います。
私にも派遣切りにあい住む場所も失った人や、もうすぐ職を失うという人からの相談が入っています。これから3月末にかけて、どんどん増えると思います。
今回の東郷町役場の決定は、さらに有効な対策の実現に向けた第一歩であると評価したいと思います。
今日、日本共産党町議団(中川まさお議員、かどはら武志)は議会経費節減を求め、議長に申し入れ書を提出しました。
宿泊を伴う視察・研修の凍結と、会議出席時の費用弁償(日額1000円)の廃止を求めています。
節減効果は、宿泊研修の凍結で約140万円、費用弁償廃止で約70万円と見込まれます。
申し入れの全文は次のとおりです。
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議会経費節減について
日頃は公正な議会運営に尽力されていることに敬意を表します。
未曾有の経済危機に際し、町長が聖域無き歳出の見直しを表明し、それに従い新年度の予算編成の見直しもなされています。
議会においても自主的な経費節減が望まれます。
議会費の歳出削減について、以下のとおり提案いたします。緊急に全議員に提起されるようお願い申し上げます。
記
1.宿泊を伴う視察・研修の凍結
2.会議出席に伴う費用弁償(東郷町議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例第5条第3項)の廃止
以上
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東郷町議会では、町外に出かける委員会研修が年2回されています。県内に出かけるものと県外に出かけるもの、それぞれ1回ずつです。県外に出かける研修には宿泊が伴っています。
視察・研修の目的が的確で効果的ならば、県内に出かけるものと県外に出かけるものとを区別する必要はまったくありませんし、県外に出かける研修であっても日帰りで済ませるよう努めればいいのです。実際、県外に出かける宿泊を伴う研修でも、今の議会の予算では東京にすら行けません。岐阜県や三重県なら日帰りで十分でしょ。
会議の費用弁償は、愛知県内の町村議会で残っているのは東郷町議会だけなので、今すぐなくしましょう。いきなり共産党だけで条例の改正案を提出するのも何ですから、皆に諮ってもらうよう議長に申し入れることにしました。