東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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豊明市消防本部と尾三消防本部(東郷町、日進市、みよし市)との統合、検討へ

2015年11月18日 | 東郷町政
 豊明市消防本部と尾三消防本部(東郷町、日進市、みよし市の尾三消防組合)とを統合し、消防本部の管轄の広域化に向けた検討が始まる見込みです。10月28日、豊明市の小浮正典市長が、尾三消防組合管理者の川瀬雅喜氏(東郷町長)に、消防の広域化に向けた検討を申し入れ、11月9日に承諾の返答がされました。
 11月18日の東郷町議会全員協議会で報告されました。

消防の広域化には反対です(日本共産党)
広域化が消防力の低下につながらないよう注視が必要です(日本共産党)
 消防の広域化は、2006年に国が指針を示し、それをもとに県が統合の組み合わせのたたき台を示しました。東郷町も管轄する尾三消防組合の関係では、瀬戸市、尾張旭市、長久手市、日進市、東郷町、みよし市、豊明市を1つの消防本部で管轄する案が示されています。
 しかし、私の一般質問に対し、川瀬町長は、現在の尾三消防組合の範囲が望ましいと答弁しています。一方で、豊明市と長久手市との統合については、先方が希望するなら検討しても良いとの趣旨の答弁もしました。
 国は「スケールメリット」をことさら強調し、広域化を進めようとしてます。しかし、他の行政事務とは異なり、人口が増えたからといって、人口当たりの職員数を減らせるわけではありません。また、実際に消防の広域化を実施した地域では、管轄範囲の広域化により、初めて行く地域に赴任したとき、道路事情や消火栓の位置を把握するときに苦労したという話があります。
 消防力の充実は、現在の消防本部の範囲でそれぞれ努力すべきではないでしょうか。
 消防の広域化が、地域の消防力の低下につながらないよう注視することが必要です。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
書き換えました (かどはら武志)
2016-01-08 18:49:12
自治体単独の消防本部どうしの統合ではなく、一部事務組合消防を含む統合という事情も加味し、書き換えました。(2016年1月8日)
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