東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

診療所移設案が支持最多でも、その結果を支持しない検討委員会

2008年03月26日 | 東郷町政

 今朝の「中日」なごや東版に「診療所移設案が支持最多 住民アンケート 見直し検討委 結論出さず 東郷「いこまい館」」という記事があり、次のように書かれていました。

 最も支持が高かった第一案を委員会として推すとの考えではまとまらず、結論は明示しないことになった。

 委員会は今後、川瀬雅喜町長に意見書を提出。町は内部で検討を進め、見直し案を決定する。

 昨日、私は結論が出ているかのように書きましたが、正確ではありませんでした。

 それにしても、このアンケートは検討委員会が内容を決定し住民に示したものです。自分たちがつくったアンケートで一定の結果が出ているのに、それに対する結論を示さないとはどういうことなのでしょう?

 町長に出す意見書の内容を見ていませんが、意見書の中身がどうあれ、町長はアンケートに示された住民の意向を最大限、尊重すべきでしょう。

 それにしても、委員の皆さんは、自分たちがまとめたアンケートの結果に出ている数字をなぜ直視できないでいるのでしょう。

 いずれ公開されるであろう議事録に注目したい。

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いこまい館の見直し検討委員会が答申をまとめた

2008年03月25日 | 東郷町政

 昨日、全戸アンケートの結果を受け、検討委員会が答申を出したらしいです。

 回答率が30%を超え、行政が行うアンケートとしては大成功だったといえるアンケートの結果を受け、検討委員会がどんな結論を出すのか、注目されました。

 傍聴に行った中川議員によれば、アンケートでいちばん支持が多かった、診療所をいこまい館に移転する案(第1案)の方向で進めることを町長に答申する内容だったらしいのですが。しかし“節約”を求める多数の委員によって“診療所を移転するにあたっては慎重に進めること”という注文も付いたとのこと。

 1案の方向で進んでも診療所の移転が実現しなければ、2案(保健センターの機能を強化する)と同じになってしまいませんかね。まだ答申書の内容を見ていませんが、素直に受け止めると、「なんのこっちゃ」と言いたくなるような答申のようです。

 今回のアンケートでは、「健康の拠点」に見直すことを支持する人に、3つの案からいちばん良い案、2番目の案、3番目の案を選んでもらうという方式でしたが、第2位に最も多く選ばれたのが「第2案」でした。つまり、2位にふさわしい案ということ。可もなく不可もなく、まあ悪く言えば“中途半端な案”ということ。

 せっかく多くの町民が「1案」を選んだのに、中途半端な見直しに終わりはしないか、今から心配です。こういう場面で町長のリーダーシップが問われることになるのでしょう。

 今後は見直しの実現に向け、専門的な検討が始まります。

保育園の卒園式でした

 いつもは地元のたかね保育園の式に出席させてもらうのですが、今日は議長の代理で和合保育園に行きました。たかね保育園より一回り小さな園で、1学年に1組です。卒園児たちの他に、4歳児はもちろん、3歳児も式に出席していました。

 小さな園ならではの卒園式、アットホームな感じで良い卒園式でしたよ。

 小学校でもたくさんのともだちをつくっていっぱい遊んでくださいね。

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うれしいニュース! たんぽぽ作業所の自己負担無料化が継続に

2008年03月22日 | 東郷町政

 新年度から社会福祉協議会のたんぽぽ作業所の利用者にも自己負担をお願いしようという東郷町当局の方針が改められました。

 町の従来の方針についてはhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080222をご参照ください。

 11日の民生委員会でも、私は「利用料の無料化は今年度だけの特例というが、7月の国の制度改正と、新年度からの町の上限5千円の福祉給付金とを合わせて無料化されるまでの3ヵ月間だけでも、延長できないか」と質しましたが、担当課長と部長は態度を変えませんでした。

 このままでは、一時的にせよ、たんぽぽ作業所の利用料が発生してしまうところです。その額は、利用者の1ヵ月分の工賃の約半分にもなります。

 しかし、19日の利用者の家族に対する説明会で、3ヵ月間特例を延長して利用料が発生しないようにするという説明があったということが、わかりました。

 21日、町の担当課長に確認したところ、町長の判断でそのように決まったことがわかりました。

 町長が「今年だけの特例」という杓子定規な判断をやめ、利用者の実態に寄り添った判断をしたのは、本当に良かったと思います。そもそもなぜ無料化を実行したのかという原点に戻って判断されたのだと推察します。

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3月議会最終日にあったこと(その2)

2008年03月19日 | インポート

 3月議会の最終日には、いろいろありました。何回で終わるか分かりませんが、少しずつでもお知らせしたいと思います。

小学校卒業式

 ところで今日は小学校の卒業式でした。私は議長の代理で諸輪小学校の卒業式に参列させていただき、議長の祝辞を代読しました。議長が全部の小学校を回るわけにはいかないので、副議長や委員長らが分担します。

 初めて委員長をさせてもらっている私にとっては、議長の代理は初めてのことで、緊張のしっぱなしでした。祝辞を読む前に、礼のタイミングを間違え、うろたえてしまいました。式の後、諸輪小学校区在住の先輩議員から「わざと狙ったのかと思った」と慰めの言葉をいただきました。帰り際に校長先生たちに「不細工な失敗をしてしまって済みません」と言うと、「いや、型にはまらないようにと話しているんですよ」と言っていただき、少しホッとしました。

 卒業生の皆さん、校長先生の式辞にもあったように、自分のことだけでなく人のことも気遣える人になれるよう、これからも成長しつづけてることを期待しています。

 私の地元の高嶺小学校では、おかげさまで、わが息子も無事卒業することができました。

議会最終日、日本共産党と無所属議員が共同で、入院だけでなく通院も中学卒業まで無料化する内容の修正動議を提出

 この議会では、子どもの医療費無料の対象を、入院についてだけ就学前までから中学3年生までに拡大するための条例改正案が提案されていました。

 制度そのものは前進ですが、国の保険制度改正(2割負担の対象が就学前までに拡大)もあり、事業費が約200万円縮小し、さらに県の補助対象が4歳未満から就学前までへと拡大し、2008年度予算案では、前年と比べ町の持分が約3600万円も削減されています。

 しかも、近隣の市町がすべて市町の持分を減らさずに、通院の無料対象を拡大(いちばん低水準の豊明市でも小3まで、名古屋市は小6まで、日進市や三好町は中3まで拡大)するのに、東郷町だけは通院の無料対象を現行の就学前までのまま据え置き。

 このような消極的な条例改正をそのまま通すわけにはいかないと、日本共産党の中川議員と無所属の若園議員が共同で条例改正案に対する修正案を提出しました。

 提案者の中川議員の説明の後、2人の議員が質疑に立ちました。質疑の中で、「医療費の無料化を拡大すると、必要でもないのに安易に病院に行く人が増えるのでは?」という質問がありました。中川議員は「そのような意見の科学的根拠はない。医療を受けるための負担を増やそうという立場からの俗論だ」と答弁しました。

 残念ながら、この修正案の賛成したのは、他に山口議員だけで、賛成少数で否決されましたが、議員からの提案を積極的に行い、住民の願いを議題にすることができました。また政策論争を活発にするという点でも良かったと思います。

 原案は、私たちも含む全員賛成で可決されました。

政治倫理審査会の結論が全員協議会で報告されました

 今朝の「中日」の県内版で報道されていたので知っておられる方も多いと思いますが、

http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080305

の記事の最後でふれた、議員による公職選挙法違反について開かれた政治倫理審査会の結論の報告がありました。

 その議員に対して警告書が出されたとのこと。審査会長を務めた日本共産党の中川議員は「議員に警告書を渡し、受け取った議員が自らどうすべきか考えられたと思う」と述べました。

 その議員は議会内の役職(議会だより編集特別委員会委員)と日東衛生組合議員を辞職し、代わりの人事も議会最終日の本会議で決まりました。

 なお政治倫理審査会の規定により、警告書を発しても改善が見られない場合に警告書の内容が公表されることになっています。

 東郷町議会に関しては、これが関心を呼びそうだったのか、議案2件が否決を食らったという大事件も、「中日」では小さな扱いだったのは残念です。

判断基準、わかりました

http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080311

個人的な話で、個々の議案への不満や町長の政治姿勢への疑問を語っていた議員が「賛成」という態度をとっているのを見ると、「いったいこの議員の判断基準は…」と思ってしまうのですが

と書きましたが、この方が「子育て支援手当支給条例」に賛成したのは「一歩前進だから」だと教えてくれました。

 判断基準がないかのような書き方をして失礼しました。

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3月議会終了、2議案が否決

2008年03月18日 | 東郷町議会

 日本共産党が反対した議案のうち、監査委員を1人増員する条例案と、交通指導員の報酬を月額制から日額制に変える条例案の2議案が、賛成少数で否決されました。

 一方、第三子のうち4月2日以降に生まれた子どもだけを対象に月額1万円の「子育て支援手当て」を支給する条例案は、わずかの差で可決されました。日本共産党の中川議員が反対討論に立ち、「子育て世代に分断を持ち込む条例を通してはならない」とこの提案の根本的な間違いを厳しく批判しました。

 2008年度一般会計予算案は日本共産党の他に、若園議員、山口議員(いずれも無所属)も反対しましたが、賛成多数で可決されました。

 一般会計予算はもちろん、賛否が伯仲した条例案でも反対・賛成討論が活発に行われ、それはそれは華やかな論戦が展開されました。議員の考えが明らかになる議会最終日に傍聴が少ないのは、大変惜しいことだと思います。

 町長はじめ当局側が一言も話さない最終日はつまらないのでしょうか。

「中日」記者に逆取材を敢行!

 6日付の「中日」なごや東版で、日進の議員の名前が載ったのに、私の名前が紹介されなかった件について。http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080306

 「中日」のこの地域の担当記者さんが傍聴に来ていたので、休憩時間にそのことについて質問しました。(「ちょっと下衆な質問だけど」と前置きして)

 「中日」には基準があるらしくて、

  1. 東郷町で議員の名前(門原武志)が書かれなかったのは、町長が答弁したから。
  2. 日進の議員さんのお名前が紹介されたのは、部長が答弁したから。

 町長の答弁なら重みがあるので、わざわざ議員の名前を記事で紹介するほどのことではないけど、日進では部長が答弁された。事の重要性を読者に認識してもらうために、「議会での答弁だよ」ということを強調するために議員の質問に答えた、ということを示すために日進の記事では議員の名前も紹介された、ということだったと思います。

 記者さんは「他意はありません」と言われました。

 私も「中日」の記事がおかしいとは思っていないので、基準がわかって良しとします、と記者さんに伝えました。

 他にもいろいろありましたが、とりあえず今日はここまで。

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