東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

町職員の給与引き下げに反対しました(議員、町長の給与引き下げには賛成)-12月議会始まる

2010年11月30日 | 東郷町議会

 世論は公務員の給与の引き下げの大合唱ですが、日本共産党は反対しています。日本共産党が公務員の回し者だから反対するのだろう、とお考えの方も多いようですが、そういう訳ではなく、経済への影響を懸念するなどの理由があるから反対なのです。

 今日は12月議会の開会日でした。12月議会は12月に始まるから12月議会と呼ぶものだったと思いますが、人事院勧告で毎年のように12月支給の公務員の期末・勤勉手当(いわゆるボーナス)の引き下げ勧告がなされるようになってから、12月期末・勤勉手当の支給時期に間に合わせるように、11月中に給与引き下げの条例改正をする必要があるということで、11月中に12月議会が始まり、開会日に給与引き下げの条例改正の議決まで行われるようになりました。

 日本共産党を代表して、私、かどはら武志が議案への質疑、討論を行いました。以下に討論を紹介します。

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 今回の条例改正も人事院勧告に準じるものです。人事院勧告制度は公務員の労働基本権制約の代償措置として設置されたもので、公務員の給与を守るためのものであり、減額勧告は制度の意義をゆがめ、公務労働者の期待を裏切るものです。こういう人事院勧告に従うことは認められません。

 さて、今回の条例改正は、総額で2251万7千円、1人当たり平均で8万5千円ものマイナス提案です。特に期末・勤勉手当については総額で1922万3千円、1人当たり平均で7万3千円です。昨年の12月議会では平成11年から平成21年までの間に期末・勤勉手当だけで1人当たり43万8千円もの減収、総額で90万7千円もの年収が減ったという数字が示されましたが、今回の提案が通れば平成11年と比べて期末・勤勉手当だけで51万円、総額で99万2千円も1人当たりの年収が少なくなるということになります。

 こうしたことが個々の職員の生活設計に大きな影響をもたらすことは当然ですが、働き甲斐といことにも影響します。

 また地域経済全体への悪影響も見過ごせません。すなわち、給与カットで消費が減り、物が売れないから値下げをし、売り上げが減るから賃金カットされ、というデフレスパイラルが地域の景気を冷え込ませます。こうした流れは地域経済に責任を持つ役場がまず断ち切るべきです。

  部長からも地域経済への影響はあると答弁がありました。ぜひ、こうした影響についても研究し対応されるよう望み、私の討論といたします。

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議員、町長への影響は

 議員、町長ら特別職の期末手当も減額改正されます。影響額は次の通りです。

 日本共産党は賛成しました。

議員 -6万900円
委員長 -6万3075円
副議長 -6万7425円
議長 -8万3955円

町長 -19万312円
副町長 -15万5077円
教育長 -14万3115円

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「小林さんの命を守るネットユーザーの会」に賛同し会員になりました

2010年11月20日 | 憲法

 どういう会なのか、会のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/kobayashiinochiの説明をご紹介します。

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小林さんの命を守るネットユーザーの会(準)の、暫定ブログです。

 冤罪濃厚な高齢者に十分な医療を供給しないで拘束する事態を打開したい思いのネットユーザーの結集と、行動の促進・補助を目指しています。

 会に賛同してくださる方はTwitterアカウント”@kobayashiinochi”のフォローをお願い申し上げます。

 本団体は小林さんの命を守るために尽力・行動するすべての個人、団体と思想信条を超えて連帯すること目指します。

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 小林卓之さんという膠原病(こうげんびょう)という難病の患者さんがいます。68歳の元教員です。

 この難病患者さんの命が、権力によって危機にさらされています。

 小林さんは痴漢の犯人として刑が確定し収監されています。ただし冤罪である可能性が濃厚な事件です。私は、「被害者」と小林さんの距離などの関係から冤罪だと信じています。

 ここでは詳しい説明は割愛しますが、篤志家がブログに経過を報告されているので、そちらをご参照ください。http://blog.iwajilow.com/?month=201011
 また、テレビ朝日系の「スーパーモーニング」でも何回か報道されています。

 問題は、膠原病という、対応が極めて困難な病気であるにも関わらず、小林さんが収監された刑務所で十分な医療が受けられないということです。通常なら医療刑務所に収監されると思うのですが。適切な医療が受けられなければ手が壊死する恐れもあるそうです。

 小林さんの主任弁護士を務められた佐々木亮氏http://twilog.org/ssk_ryoもツイッターで経過などを詳しく報告しています。

 憲法36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」と決めています。佐々木氏は小林さんが置かれている状況について

「私もここまで酷いとは思わなかった。だって、手が壊死するって、収監前のお医者さんが言っているのに、その治療を全然しないなんて、手が壊死してもいい や、と思っていると解釈する他ないよね。手が壊死する可能性を認識して、治療をしないのは、拷問という表現が一番ふさわしい。」(ツイッターより)

と怒りを込めて告発しています。

 スーパーモーニングでも報道されましたが、家族にすら小林さんの居所が知らされないというひどいことも起きています。ご家族のご心配はいかばかりかと思うと、胸が痛みます。

 私からお願いです。

 小林さんの無実を信じている人も、無実かどうか確信できないという人も、日本で現在進行している「拷問、残虐な刑罰」を止めたいとお思いの皆さん、小林さんに適切な医療行為がなされるように法務省に意見を出してください。

https://www.moj.go.jp/mojmail/kouhouinput.phpにアクセスすれば、1000字以内で意見が出せます。匿名でもかまいません。例文はさきほど紹介した「会」のブログにあります。http://plaza.rakuten.co.jp/kobayashiinochi/diary/201011190001/

 いきなりそこまでは難しいという人も、是非とも「会」のツイッターアカウント@kobayashiinochi をフォローしてください。

 「刑務所内では憲法が守られない」というデタラメな状況をなくすために、皆さんのご協力をお願いします。

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かどはら武志、12月議会の一般質問で住宅リフォーム補助を取り上げます

2010年11月19日 | 東郷町議会

 12月議会が始まります。第5次総合計画(案)や男女共同参画推進条例の制定など、重要案件の審議があります。

 私も例のごとく一般質問します。12月9日(木)の予定です。

 

大きく4項目です。

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1.住宅リフォーム補助について

1)蒲郡市で実施されている住宅リフォーム補助は、地元業者への直接的な振興策として地域経済に役立つだけでなく、防災、防犯、下水道への接続率向上など公益的な側面もある。東郷町で実施する考えは。

2)例えば下水道接続工事も補助対象にすれば、東郷町の下水道事業で課題になっている水洗化率の向上に直接貢献することになる。東郷町で下水道接続の促進のためにしていることは。接続しない家庭の特徴などを把握し対応策を検討しているか。

2.国民健康保険について

1)国保税の負担が重い。減税、負担軽減についての考えは。

2)低所得者向けの窓口負担金の減免制度についての考えは。

3)特定健診の無料化の考えは。

4)国保の県単位の広域化について

 国保の県単位の広域化が検討されている。広域化した場合、町独自の一般会計からの繰り入れがなくなり、医療費総額の増額がそのまま増税につながる恐れがある。東郷町だけでなくすべての市町村が一般会計からの繰り入れをなくし単一保険者になった場合の保険料はどうなるか試算を求める。 納税相談などの窓口対応はどうなるのか。

3.学校について

1)すべての教室へのエアコン設置の考えは。

2)中学校のパソコン室で基準を超えるハウスシック症候群の原因物質が検出されたが、対応は。

3)就学援助について

 政府は今年度から新たにクラブ活動費、生徒会費、PTA会費を対象に追加しているが、東郷町でも実施する考えは。またすでに政府が対象として示しているもののうち、体育実技用具(柔道着など)は東郷町では対象になっていないが、対象にする考えは。

 瀬戸市や豊明市は、就学援助の対象となる家庭の所得金額の目安を示している。制度の周知に役立つ。東郷町でも同様にする考えは。

4.選挙について

1)選挙事務への従事について、選挙管理委員会委員長が町長に委嘱することについて

 町長が参議院選挙の開票会場にいたことについて、9月議会では事務の状況を見るためにいたという答弁だったが、本当に必要な職務なのか改めて選挙管理委員会委員長の見解を伺う。

2)9月議会で声の選挙公報の実現を求めたが、さまざまな問題点が示された。静岡市では市内のボランティアと連携しながら実施した。先進地を参考にして実施する考えは。

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 質問項目は以上です。

 1.の住宅リフォームは、愛知県内では蒲郡市で実施され、地元業者やリフォームを考えていた住民から喜ばれています。事業の内容は蒲郡市のホームページの「住宅リフォーム促進事業助成金のご案内」に詳しいですが、地元業者にリフォーム施工を頼む場合に限り、補助金を出す事業です。

 地域経済の活性化に必要なのは、通貨の地域内での循環を増やすことです。業者の仕事を増やし、業者とその従業員の懐を温めれば、地域は活気付きます。関係者の所得が増え、税収増にもつながります。

 蒲郡市で補助対象になっている工事の項目は多岐にわたっていますが、特に私は下水道接続工事に注目しています。公共下水道が供用された地域でも、実際に下水道を利用するには宅内の工事が必要で、そのために数十万円もの費用が必要です。役場の担当者も、接続していない家庭への啓発に努めていますが、なかなか接続しないご家庭も多いのが現状です。

 リフォームへの補助が実現し、下水道への接続工事も対象になれば、公共の利益にも適うのではないでしょうか。

 燃えにくい素材の壁、倒れにくい塀なども公益に資すると思います。

 2.の国民健康保険のテーマは負担軽減です。滞納世帯の増加が、国保税の高さを表しています。まずストレートに減税を求めます。

 医療機関での窓口負担の減免、特定健診の無料化もしつこいぐらい追及してきました。いい答弁を期待しています。

 国保の広域化は、初めて取り上げます。

 3.の学校については、前から懸案になっているエアコン、就学援助を取り上げます。

 4.の選挙は、町長が参議院選挙の開票会場にいたのはどう考えても変なので、改めて取り上げます。前は、選挙管理委員会事務局を担当する総務部長が答弁しましたが、今回は敢えて選挙管理委員会委員長の答弁を求めます。

 ここで情報ですが、今朝の議会運営委員会で、やはり総務部長が選挙管理委員会委員長の代わりに答弁するという報告があったそうです。委員長が部長に答弁の委任をしたということで、実際にそういうことは可能だそうです。しかし、委任された部長が、委任した人の見解をどこまで言えるでしょうか。一回目の答弁は委員長の了承を得た答弁書を読むだけで良いですが、再質問への答弁は?質問の仕方に工夫が要りそうです。

 傍聴は誰でもできます。傍聴席はいやだ、という人は役場1階のロビーのテレビでも見れます。東郷町議会は、いまだにネット配信もしていないのでご不便をおかけしています。ネット配信が早く実現するよう、私も努めてまいります。

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第40回赤旗まつりに行ってきました!

2010年11月13日 | インポート

 6日と7日に東京の夢の島で行われた第40回赤旗まつりに行ってきました。

<ツイッターの集まりに参加>

 日本共産党の政策委員長の小池あきらさん(前参院議員)が呼びかけて、ツイッターをしている人の集まりが開かれたので参加しました。60人ほどの集まりでした。

 私はツイッターで議会の動きなどの情報発信をしていますが、これに対して全国の議員や日本共産党を応援する人たちからの反応があり、そうした人たちとの交流がツイッターの楽しみでもあります。小池さんは「日本共産党88年の歴史上初めての試み…日本共産党のネット戦略の歴史をつくった日として記憶に残しましょう。」とツイート(ツイッターに書く)していますが、その通りだと思います。

 皆さんも気軽にツイッターをやって、日本共産党の応援ツイートをよろしくお願いします。

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(写真1)ツイッター仲間の小池さん@koike_akira(中央)、(右へ)豊橋市議に立候補する予定の斎藤ひろむさん@hiromurin、山形市議の佐藤亜希子さん@sato_akiko、(左へ)私かどはら武志@kadohara、そしてツイッターはしていないけど愛知県のもとむら伸子さん。

 撮影者は八田ひろ子元参院議員。「八田さんも一緒に写ってください」と頼みましたが、「若い人たちで写って」と言って撮影を引き受けてくれました。もとむらさんに「ツイッターしてください」と頼んだら八田さんが「もとむらさんは毎日ブログを更新しているからいいの!」と言いましたが、ツイッターはブログにはない魅力があるんです!

Img_4331_2

(写真2)ツイッターの集まりが始まる前。この旗を目印に集まりました。

Img_4347

(写真3)小池さんの左は清水ただしさん@tadashishimizu。参議院選挙で大阪選挙区から立候補されました。最初は小池さんが「こんな場所ですから拡声器なしでやりましょう」と言って始まったのに、途中で乱入(?)して拡声器を持ち込み、小池さんを食ってしまうほど場を仕切ってました。

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