東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

明日、暫定税率の復活の再議決だそうで

2008年04月29日 | 東郷町政

Caplohqj_2  こんなKYな看板を役場に立てる東郷町長。

 道路特定財源の暫定税率が4月1日から失効していますが、東郷町への影響額は約1億2000万円だそうです。

 自民党・公明党は、“地方財政への影響”などを口実に、国民の反対意見を無視して、明日にも道路特定財源の暫定税率の復活の再議決を狙っているそうです。

 でも、“地方財政”をいうならば、「三位一体の改革」で地方交付税を減らした責任はどうしてくれるのでしょう。

東郷町の地方交付税

2000年度決算で約10億1000万円

2008年度当初予算は約8700万円

です。(過去の地方交付税の推移などは東郷町ホームページのhttp://www.town.togo.aichi.jp/Files/1/10003100/attach/19tgo-toukei16-2i.xlsなどを参照すれば分かります)

 8年前との比較で、東郷町への地方交付税は9億円以上も減らされているのです。

 ガソリン値上げをもたらす暫定税率復活を求め、1億2000万円を確保しようというのは“みみっちい”要求だとは思いませんか? それよりも、地方交付税の復活を求める方が、町民の気分に沿っていると思いますが。

道路特定財源を一般財源にすれば地方財政も確保できる

 「ガソリンが安いのはうれしいけど、暫定税率が下がって地方の財源は大丈夫なの?」という質問を私もときどき受けます。お気持ち、良く分かります。

 でも、明日の再議決で暫定税率が元にもどっても、確保できるのは道路財源だけ。その半分以上は、国による無駄な高速道路(伊勢湾口道路とか)のためのものです。

 それよりも、一般財源化して地方交付税を元にもどせば、道路だけじゃなくて、教育や福祉にも地方の裁量で自由に使える財源を確保することができるのです。

 国の無駄な公共事業にお付き合いしてまで道路特定財源の暫定税率の復活を求めることはないと思います。

(国と地方の道路特定財源の説明は長野県のホームページが分かりやすいと思いましたので紹介します。http://www.pref.nagano.jp/doboku/douken/tokuzai.htm 

「dourotokuteizaigennagenop.mht」をダウンロード

 3月末に、福田首相が道路特定財源の一般財源化を表明しましたが、道路計画を根拠に決められた暫定税率を今後10年間にわたって維持していくことも、説明不能です。だから福田首相の言う“暫定税率の一般財源化”も信用できないのです。

 とにかく、地方交付税を削った勢力が地方を口実にして道路特定財源と暫定税率の維持を主張するのは、本当に腹が立ちます。そのような勢力に乗せられて同じような主張をする地方団体も情けないと思います。

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5月2日に臨時議会

2008年04月25日 | 東郷町議会

 今日、議会運営委員会があり、5月2日に臨時議会が開かれることが決まりました。議題は東郷小学校の耐震工事の工事請負契約についてと、春木中学校舎増築工事の請負契約についてなどです。

 また、1年に1回の委員会構成などの変更などが予定されています。

委員会構成変更前、おそらく最後の議会だより編集特別委員会

 議運の後、議会だより編集特別委員会でした。3月議会の記事の編集作業です。

 議員3期目にして初めて議会だよりの委員になりました。なかなか大変でしたが、他の議員の発言なども含めて議会のおさらいになり、自分にとって良かったと思います。でも、発行後に誤字や理解しにくい文章などに気付いて冷や汗をかいたことも。そんなことも含め良い経験でした。編集委員は、多くの議員がまんべんなく経験するのが議会活性化のためにも良いと思います。

 次の号は、5月2日の臨時議会の記事も含め、6月に発行されます。臨時議会の記事は、委員会構成変更後の新しい編集委員たちが作ることになります。

 私がこんども編集委員になるかどうかはわかりませんが、「議会だより」を今後ともよろしくお願いします。

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法令を無視してまで給食センター増築計画を推進する東郷町

2008年04月24日 | 東郷町政

 東郷町が給食センター増築の事業者募集を始めました。22日から町ホームページにその内容が掲載されています。http://www.town.togo.aichi.jp/Contents/Contents.asp?CONTENTNO=3425&PNO=0

 私がhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080412

 で紹介した通り、1日の厚生労働省令で改定された児童福祉施設最低基準では保育園の給食は保育園内で調理しなければならないことが明文化されています。特区申請して認められれば公立保育園については給食の外部からの持ち込みも認められますが、東郷町の給食センターは町内の私立保育園の給食も調理しており、東郷町の状況は特区でも認められない内容です。

 今回の改定は、食育の重要性がいわれる中、大きな意義があります。東郷町の給食センター増築計画は、保育園給食もセンターで作り続けるという現状を維持することを前提としてますが、現状が法令に違反しているということを町長たちは認識しているのでしょうか?

 町は法令に従い、保育園の給食をセンターで作っているという現状を是正する方向に進むべきです。そのためにも、給食センター増築計画は中止すべきです。

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世論で中止へ追い込もう! 後期高齢者医療制度

2008年04月19日 | 国際・政治

 今日、いこまい館で、新日本婦人の会東郷支部と東郷年金者の会の共催で後期高齢者医療制度の学習会があり、参加しました。

 講師は愛知県社会保障協議会の次長さん。

 講義では、今から30年ほど前に各地で革新共同が前進する中、老人医療の無料制度などが実現したけど、その後、社会保険の本人負担導入など、少しずつ医療制度が後退してきた歴史などを振り返った後、「医療改悪を強行採決した自民党の議員の100人以上が、この制度の見直しなどを言い始めている。ここまで追い込んだ事は、最近なかったのでは?」と問いかけ、最後に「皆さんには、東郷町で運動を広げて欲しい。何党の議員だから、とか言っている場合ではない。地域の国会議員、県会議員、東郷町の全議員たちに、後期高齢者医療の中止を働きかけて欲しい」と訴えました。

 東郷町ではもともと国保税があまりにも高すぎ、後期高齢者医療制度になって保険料がかえって安くなった人が多いようです。しかし、2年ごとに保険料を見直し、自動的に値上がりする仕組みなど、この制度の本質を明らかにすれば、住民の怒りはもっと広がるでしょう。

 勇気をもって、ますます頑張ろう。

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画期的な判決を力に、自衛隊イラク撤退まで頑張ろう

2008年04月19日 | 憲法

 17日の名古屋高裁で出された自衛隊イラク派兵違憲判決、棄却されたものの実質的な大勝利です。

 派兵を決めた小泉首相の「自衛隊の派遣先が非戦闘地域」という詭弁に真正面から切り込んだ画期的な判決です。

 政府は、判決が出たからどうこうするものではないと、無視を決め込んでいます。しかし、この判決は、自衛隊のイラクからの帰還を求める世論を大いに励ますことでしょう。

 この判決を力に、憲法9条を守る世論を広げるために頑張りたいと思います。

日本共産党の主張はhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-19/2008041902_01_0.html

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