一刻も早く学校教室にエアコン設置を！

町内の小学校の教室の温度計と湿度計（２０１８年７月１８日）

　連日の猛暑。学習環境の整備という観点からだけではなく、子どもたちの健康・安全を守るために、学校教室へのエアコン設置は急務です。

　１学期の最終盤の７月１８日、町内の小学校に行き、校長先生の案内で授業中の教室の様子を見せていただきました。

　ある教室では、温度計が38℃、湿度計が68％を指していました。ときおり窓から吹き込む風で涼しさを感じることができますが、風が止まれば蒸し風呂のような状態です。扇風機はありますが、ドライヤーのような熱風が吹くだけです。子どもの席は陽が当たる窓際から離しておかれていますが、「30人ほどの学級だからできる。40人ぎりぎりのクラスなら、窓際にも席を置かざるを得ない」（教員）との説明がありました。
　図書室にはエアコンがあり、子どもたちがほっとできる場所です。
　休み時間には、水分をとるように呼び掛ける放送や、外で遊ばないよう呼び掛ける放送がありました。
　子どもたちや教職員の健康と安全を守るためには、エアコンが不可欠です。

　６月議会で井俣憲治町長は、来年度から３年かけて全小中学校（９校）の全教室へのエアコン設置を進める考えを示しました。これに対し、私（門原武志）は、一気に９校へのエアコン設置をすべきだと訴えました。
　日進市は２年間かけて小学校へのエアコン整備をする計画でしたが、計画を前倒しし全小学校へのエアコン設置を一気に済ませました。熱射病で小学校１年生の児童が亡くなった豊田市では、市長がエアコン設置の計画を前倒しして進める考えを示しました。

　日本共産党は引き続き、一刻も早く全校の全教室にエアコンを整備するよう求めていきます。