2015年度から17年度までの3年間の東郷町の介護保険の方針を示す「第6期東郷町高齢者福祉計画」の案が公表されました。
65歳以上の介護保険料が標準月額で現行より約900円の値上げとされ、さらに住民に負担を求める内容です。また国の方針に従い、特別養護老人ホームへの入所を原則として要介護3以上(現行要介護1以上)に限り、一定以上の所得の人の介護保険利用料を1割から2割に引き上げるなどの内容も含まれています。
この計画(案)は、サービス提供が増えるとそれだけ保険料が上がるのは仕方ないという立場で書かれていますが、それでいいのでしょうか。
保険料が上がり続ける問題の根本には、国が25%(比較的若い高齢者が多い自治体では減らされ、東郷町は20%)、県が12.5%しか負担しないということがあり、これを正さなければなりません。そして町としてもできることはあります。
私は12月議会の一般質問で、高額所得者の負担割合を2倍からさらに増やしたり、一般会計からの繰り入れをしたりすれば、基準額の上昇を抑えることができると提案しましたが、町は「一般会計からの繰り入れは国が示した原則から外れる」などとして拒否。住民のくらしを守る姿勢が見られません。
パブリックコメントの提出を!
町は住民の意見を聞くためのパブリックコメントを募集しています。町までご意見をお寄せください。締め切りは1月26日(月)。詳しくは東郷町役場長寿介護課(0561-38-3111)にお問い合わせください。
計画(案)は長寿介護課窓口や町ホームページで閲覧できます。
(介護保険料の案は56ページ)
低所得者も大幅負担増、議会答弁も守らない案は無責任!
東郷町は、現行の最も所得が低い層(第1・第2段階)の保険料を基準額の0.3倍に抑えていますが、国の方針に従い0.3~0.5倍にするとしています(国の方針は未確定)。
12月議会で、福祉部長は「現行の第1・第2段階を0.25倍に引き下げる」と述べ低所得者に配慮する姿勢を示しました(公明党議員の一般質問への答弁)。その場合、保険料年額は14200円となり値上げ額は400円になります。しかしこの答弁は計画(案)には反映されておらず、場合によっては0.5倍までに引き上げられ、年間の値上げ額は、少ない場合でも3200円(0.3倍になった場合)、多い場合だと1万4600円(0.5倍になった場合)という大幅負担増になります。
65歳以上の介護保険料が標準月額で現行より約900円の値上げとされ、さらに住民に負担を求める内容です。また国の方針に従い、特別養護老人ホームへの入所を原則として要介護3以上(現行要介護1以上)に限り、一定以上の所得の人の介護保険利用料を1割から2割に引き上げるなどの内容も含まれています。
この計画(案)は、サービス提供が増えるとそれだけ保険料が上がるのは仕方ないという立場で書かれていますが、それでいいのでしょうか。
保険料が上がり続ける問題の根本には、国が25%(比較的若い高齢者が多い自治体では減らされ、東郷町は20%)、県が12.5%しか負担しないということがあり、これを正さなければなりません。そして町としてもできることはあります。
私は12月議会の一般質問で、高額所得者の負担割合を2倍からさらに増やしたり、一般会計からの繰り入れをしたりすれば、基準額の上昇を抑えることができると提案しましたが、町は「一般会計からの繰り入れは国が示した原則から外れる」などとして拒否。住民のくらしを守る姿勢が見られません。
パブリックコメントの提出を!
町は住民の意見を聞くためのパブリックコメントを募集しています。町までご意見をお寄せください。締め切りは1月26日(月)。詳しくは東郷町役場長寿介護課(0561-38-3111)にお問い合わせください。
計画(案)は長寿介護課窓口や町ホームページで閲覧できます。
(介護保険料の案は56ページ)
低所得者も大幅負担増、議会答弁も守らない案は無責任!
東郷町は、現行の最も所得が低い層(第1・第2段階)の保険料を基準額の0.3倍に抑えていますが、国の方針に従い0.3~0.5倍にするとしています(国の方針は未確定)。
12月議会で、福祉部長は「現行の第1・第2段階を0.25倍に引き下げる」と述べ低所得者に配慮する姿勢を示しました(公明党議員の一般質問への答弁)。その場合、保険料年額は14200円となり値上げ額は400円になります。しかしこの答弁は計画(案)には反映されておらず、場合によっては0.5倍までに引き上げられ、年間の値上げ額は、少ない場合でも3200円(0.3倍になった場合)、多い場合だと1万4600円(0.5倍になった場合)という大幅負担増になります。