東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

東郷町の65歳以上の介護保険料改定案 標準月額で約900円の値上げ案が示される

2015年01月13日 | 東郷町政
 2015年度から17年度までの3年間の東郷町の介護保険の方針を示す「第6期東郷町高齢者福祉計画」の案が公表されました。
 65歳以上の介護保険料が標準月額で現行より約900円の値上げとされ、さらに住民に負担を求める内容です。また国の方針に従い、特別養護老人ホームへの入所を原則として要介護3以上(現行要介護1以上)に限り、一定以上の所得の人の介護保険利用料を1割から2割に引き上げるなどの内容も含まれています。
 この計画(案)は、サービス提供が増えるとそれだけ保険料が上がるのは仕方ないという立場で書かれていますが、それでいいのでしょうか。
 保険料が上がり続ける問題の根本には、国が25%(比較的若い高齢者が多い自治体では減らされ、東郷町は20%)、県が12.5%しか負担しないということがあり、これを正さなければなりません。そして町としてもできることはあります。
 私は12月議会の一般質問で、高額所得者の負担割合を2倍からさらに増やしたり、一般会計からの繰り入れをしたりすれば、基準額の上昇を抑えることができると提案しましたが、町は「一般会計からの繰り入れは国が示した原則から外れる」などとして拒否。住民のくらしを守る姿勢が見られません。

パブリックコメントの提出を!
 町は住民の意見を聞くためのパブリックコメントを募集しています。町までご意見をお寄せください。締め切りは1月26日(月)。詳しくは東郷町役場長寿介護課(0561-38-3111)にお問い合わせください。
 計画(案)は長寿介護課窓口や町ホームページで閲覧できます。
(介護保険料の案は56ページ)

低所得者も大幅負担増、議会答弁も守らない案は無責任!
 東郷町は、現行の最も所得が低い層(第1・第2段階)の保険料を基準額の0.3倍に抑えていますが、国の方針に従い0.3~0.5倍にするとしています(国の方針は未確定)。
 12月議会で、福祉部長は「現行の第1・第2段階を0.25倍に引き下げる」と述べ低所得者に配慮する姿勢を示しました(公明党議員の一般質問への答弁)。その場合、保険料年額は14200円となり値上げ額は400円になります。しかしこの答弁は計画(案)には反映されておらず、場合によっては0.5倍までに引き上げられ、年間の値上げ額は、少ない場合でも3200円(0.3倍になった場合)、多い場合だと1万4600円(0.5倍になった場合)という大幅負担増になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年総選挙 東郷町でも得票数・率とも前進

2015年01月05日 | 日本共産党
 12月14日に投開票された衆議院総選挙で、日本共産党は比例代表選挙で606万票余(得票率11.4%)を得て2年前の前回衆院選から237万票(得票率5.3ポイント増)と大幅に得票を伸ばし20議席を獲得、小選挙区でも新基地建設反対の翁長雄志新知事を支える「オール沖縄」の枠組みでたたかった沖縄1区で勝利し、前回よりも13議席増の21議席を獲得しました。これにより日本共産党は予算を伴わない議案提案権を獲得しました。日本共産党が衆議選で議席数を増やしたのは、1996年以来18年ぶりです。
 比例東海ブロックでは2000年の衆院選以来14年ぶりに2議席を獲得、もとむら伸子、しまづ幸広両氏が初当選を果たし、勇退した佐々木憲昭前議員から議席を引き継ぐことができました。
 直近の国政選挙である2013年参院選との比較でも、比例代表選挙で得票数・率とも伸ばしました。
 東郷町では比例代表選挙としては過去最高だった1998年参院選で得た1994票に次ぐ1741票を獲得、得票率も同参院選の12.7%と96年衆院選の12.4%に次ぐ9.4%を得ることができました。

郷うこん修候補も奮闘、得票伸ばす

 小選挙区では、愛知7区(東郷町など)から立候補した郷うこん修候補が21872票(得票率9.0%)を獲得、前回の15732票(同6.1%)から得票数・率とも大幅に伸ばすことができました。東郷町では1643票(同8.9%)でした。
 今回の衆院選では、日本共産党は東郷町でも前回衆院選よりも大幅に得票数・率を伸ばし、昨年の参院選との比較でも引き続き得票数・率とも伸ばす結果を出すことができました。この選挙で得られた成果を、来年4月の東郷町議会議員選挙での、かどはら武志・前田さおり両現職議員の2議席確保につなげるために、暮らしを守る政策実現を引き続き訴えます。

(詳細な得票数等は下をクリックしてください)

(「こんにちは日本共産党東郷支部です」2014年12月21日号より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町が出資した会社への町の責任は?東郷町施設サービス株式会社でサービス残業

2015年01月02日 | 東郷町議会
(「こんにちは日本共産党東郷支部です」2014年12月14日号より)

 指定管理者として町民会館、いこまい館の窓口業務、いこまい館トレーニングジムの業務を行っている東郷町施設サービス株式会社(町が100%出資)でサービス残業やパワハラといった違法行為がなされているという内部告発が日本共産党・かどはら武志議員に寄せられました。
 かどはら議員は議会で出資者としての町の責任を追及しました。

 8日の町議会で一般質問に立ったかどはら議員は、町が東郷町施設サービス株式会社(TIS)でのサービス残業やパワーハラスメント(パワハラ)について把握しているか質問しました。担当の企画部長は「11月17日、かどはら議員の一般質問通告書を見て、TIS役員に聞き取りしたが、20日に『そうした事実はない』との報告を受けた。町が1か月に1回実施している弁護士による法律相談にも、そうした相談は寄せられていないとのことだった」と答弁しました。
 次に、かどはら議員は町の監督責任について質問しました。企画部長は「町が出資した企業だが、独立した法人で、独自の責任がある。自ら責任を持って自律的な経営をしている。民間企業と同様に法令が適用される。労使間の違法行為も、同様に労働関係法令が適用される。サービス残業・パワハラは労働基準監督署の指導を受けることになる。
 しかし第3セクターでもあるので、法令順守については繰り返し注意喚起を図っていく必要があると思う」と答弁しました。

会社の内部統制機能が問題
 次に、かどはら議員はTIS社員が社長宛てに提出した「未払い残業代の支払い請求」の文書を資料として示し、「当事者から資料提供を受けた。こういう事実があったが、今後、労使間で解決されると思うが、労働基準監督署が調査に入る場合には会社が誠意を持って対応するよう指導する責任が町にあると思うがどうか」と質問しました。
 企画部長は「会社は、違法行為が行われないように内部統制の制度を構築すべきと考えている。町としても、会社には繰り返し注意喚起する必要あると考える。会社も就業規則やES委員会(従業員満足度向上委員会)など相談機関を設置されているが、十分に機能してないと思われる。既存の機関の見直し、改善強化する必要があると思う。就業規則の内容の周知徹底、相談体制の充実強化、社員研修の実施、他の相談窓口の情報強化などの、見直しと改善を会社に提案したい」と踏み込んだ答弁をしました。

「パワハラは早期に是正されるべき」企画部長
 次にかどはら議員は、TISにおけるパワハラの事例として、在職中に上司から暴言などを受けた元社員(昨年に退職)の話を紹介しました。これについて企画部長は「仮に事実とすれば事業者(TIS)において是正されるべきと考える」と答弁しました。
 さらに、かどはら議員は「町はどうするのか」と質問、企画部長は「町が事業者と個別に契約や協定を結ぶときに法令順守をうたうが、そのために町が調査監督する規定はないので、労働基準監督署が入って権限を行使した結果、法令違反だった場合、信用失墜・信義則違反として町が事業者に文書で是正を求めることになる。労働基準監督署の指導が入った結果、労使間の紛争、違法行為が是正されることもあるが、会社としても労働紛争、違法行為が起きたことについては就業規則などが機能していない可能性があるので、見直し、改善強化が必要なので町として指導したい。また法的義務についての研修の実施についても促したい」と答弁しました。

働きやすい職場であってこその住民サービス
 かどはら議員は質問の締めくくりとして、「働きやすい職場環境であってこその住民サービスだと思う。また、町民のお金で成り立っている会社で、法令違反は間違っても起きてはならないことだ」と述べました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期待にこたえ安倍暴走政治をストップ! 2015年の決意

2015年01月01日 | 日記
 先の衆院選では日本共産党は東郷町でも得票を伸ばすことができました。一昨年の参院選の比例得票が1613票だったのが、1741票へとさらに増えています。いずれも4年前に故中川雅夫元議員と私の2人で得させていただいた1553票を上回っています。この流れを2月1日の県知事選、4月26日の町議選に結び付けたいと思います。昨年の町議補選で新しく加わった前田議員とともに、引き続き2人の議員団として働かせてください。
 下水道料金の値上げなど、住民の暮らしそっちのけの町政から暮らし優先の町政への転換をめざします。また消費税増税ストップや原発再稼働反対など住民の願い実現へ、大きく増やしていただいた国会議員団とも連携してがんばります。
 皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
東郷町議会議員 かどはら武志
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする