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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「捜査の焦点は菌の付着時期 卸売は『加熱用として肉販売』」 ほかを読んで

2011年05月06日 | 思考の断片
▲「msn 産経ニュース」2011.5.6 11:49。(部分)
 〈http://zatsugakublog.blog116.fc2.com/blog-entry-61.html

 〔東京の卸売業者は〕「加熱用の肉として販売した」と話している。一方、同チェーン運営のフーズ・フォーラス社側は「業者からは、ユッケにも利用できる肉だと説明を受けていた」と食い違う説明をしたという。

 休みボケでよく分からず、あるブログが簡潔に問題を整理しているのでそれを参考にして考えてみる。「生食用ではないと認識していた」が「国の基準に強制力はな」いから「会社として生でも食べられると判断し」ても罪には問われないという状態がそもそも問題の根源ではないのか。「業者からは、ユッケにも利用できる肉だと説明を受けていた」という店側の証言がよしんばその通りであったとしても、罰則があればやりはしなかっただろうからだ。だからくだんの“東京の卸売業者”のように、「生食用の肉は販売していない。商品のラベルにも『生食用』とは書いていない。どのような形で客に提供するかは店側の判断だ」云々という“真っ当な”弁解が出てくるのだと考えるが如何。違うのかな?

「日本語の起源は朝鮮半島にあり?方言の共通祖先を発見、東大」 から

2011年05月06日 | 抜き書き
▲「AFPBB News」2011年05月05日 18:47 発信地:パリ/フランス。(部分)
 〈http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2798334/7175562

 東京大学(University of Tokyo)の長谷川寿一(Toshikazu Hasegawa)教授とリー・ショーン(Sean Lee)氏は、数十の方言の年代をさかのぼり、共通祖先を見つけようと試みた。
 この手法はもともと進化生物学において、化石から採取したDNA断片から系統樹を作成し、数百万年前の祖先までさかのぼる目的で開発されたもの。リー氏によると、言語に適用することには異論もあるが、これまでの実験結果などから、言語には遺伝子のような特性があり、代々の継承を通じて進化することが推定されるという。
 2人は、体の部位、基本動詞、数字、代名詞などの主な210単語について、59方言でリストを作成。数千世代にわたり改変されていない、いわゆる「高度保存遺伝子」を見つけ出すのと同じ要領で、他の方言に影響されていない「変化耐性」を持つと思われる単語を選び出し、コンピューターでモデル化した。
 すると、これらの単語はすべて約2182年前の共通祖先に行き当たった。この年代は、朝鮮半島から大量の渡来人が来た時代に当たる。


 おもしろいなあ。

YouTube 「Chris Walken vs Dennis Hopper」

2011年05月05日 | 映画
http://www.youtube.com/watch?v=ZnAdWKiy-sc

 初めてこのシーンを見た時、あまりのアブナさに「映画が壊れる!」と思った。『トゥルー・ロマンス』(1993年)は、それまでの私が見聞きしていたピカレスク・ロマンと違って、ハッピーエンド(になることもあるよ式のハッピーエンド)が、新鮮だった。脇役・端役に出てくる大物俳優の、脇役・端役がゆえの無責任な演技も魅力的だった。このクリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーが最たるもの。ゲイリー・オールドマンもヒドかったな~。全体のことを何も考えていないのがありありとしていた。

「【ビンラーディン殺害】米誌タイムが、顔に赤いバツ印をつけたデザインを表紙に」 から

2011年05月05日 | 抜き書き
▲「Cool Cool Japan !!!」2011/05/04 19:00、佐々木正明。(部分)
 〈http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/2270047/

 米誌タイムが、5日に発売されるウサマ・ビンラーディン容疑者殺害を特集した号で、ビンラーディン容疑者の顔に赤い×印をつけた表紙をデザインしました。
 同誌は過去に、ナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラー総統やイラクのサダム・フセイン元大統領の死をめぐっても、同様のデザインを表紙に掲げたことがあります。


 “やったぜ!”
 米国でインターンとして住んで、働いて、あの国が一面として持つこの種のあまりのわかりやすさというか浅薄さ(テレビのコマーシャルに顕著に現れる)に嫌気がさして、正式に就職するのをやめて日本に帰った。思想水準としても1世紀前のトルストイ、幸徳秋水以下

「官僚、米に『妥協するな』 ウィキリークス 米公電公表」 から

2011年05月05日 | 抜き書き
▲「47 NEWS」2011年5月5日。(部分)
 〈http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176779-storytopic-53.html
 
 民主党政権への交代後、官僚が再編行程表を維持するよう米側に言及したケースとして、2009年10月12日、高見沢将林・防衛政策局長が、来日したキャンベル国務次官補らとの非公式の昼食の席で、「米側が早期に柔軟さを見せるべきではない」と助言。日本政府の政務担当の参事官らが、在日大使館政務担当者へ同様の発言をしたことが電文で報告されており、官僚が鳩山政権の県外模索を阻む動きをしていたことが示された。

 コスト水増しは米側の勝手だが、防衛省の官僚が、果たしてこういうことをやっていいのかしらん。統帥権事項か?

“アイオワで考えたこと”補遺

2011年05月05日 | 思考の断片
▲「msn 産経ニュース」2011.5.5 14:30、宮家邦彦「災害ボランティアは誰のため?」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110505/dst11050514300012-n1.htm
 
 欧米諸国でも一般にボランティア活動は「他人や特定の大義のための無償奉仕活動」と考えられているが、動機については、真の善行だけでなく、技術向上や就職活動、更には個人的楽しみや自己満足のためのものもあるという。その点は日本とあまり変わらない。
 他方、日本と最も大きく異なる点は、欧米のボランティア活動の多くがキリスト教など宗教的信念に基づき、隣人や困窮者に対する支援が神に対する奉仕につながるものとして重視され、当然視されてきた伝統を持つことだろう。
 (2/3ページ

 米国のボランティア団体で1年弱のインターンとはいえ働いて、肌でわかったことは、ボランティアとは滅私奉公ではないということだった(中西部、アイオワ・グリンネル市近辺の場合、20年前)。できることをできるときにできるぶんやるのがボランティアであること、公と私は同等の重みを持つこと。ただ、ボランティアをする人に関していえば、一個人のなかでの最低限の在るべき公の比率が決まっていて、それはひょっとしたら平均的日本人より多いということはあったかもしれない。しかしそういうことをまったく否定する絶対的“私”の人もいた。米国で社会性のないひと(たとえば近所づきあいをいっさいしない、地元の催しにも関わらない)という人は結構いるという印象を受けた。

 歴史が長い分だけ、欧米の活動は良く組織化され、ルールも確立し、子供の頃から生活の一部として定着している。日本の災害ボランティア活動が本格化したきっかけは阪神・淡路大震災だったのだから、ある程度は仕方ないのかもしれない。(同上)

 これは、そうだろう。そのうえ、それを義務「ねばならぬ」と感じさせない――なんらかの利益を見返りとして準備するといった――いざないかたの制度化も巧みだ。実利を望む向きへは実利を(たとえば寄付金の税控除など)、名誉を好む向きへは名誉を(感謝状、勲章、また名誉~位など)。

「天安門孔子像3カ月で撤去の謎」 から

2011年05月01日 | 抜き書き
▲「msn 産経ニュース」2011.5.1 20:05。(部分)
 〈http://sankei.jp.msn.com/world/news/110501/chn11050120080007-n1.htm

 共産党史に詳しい元雑誌編集者は「孔子を顕彰することは毛沢東の否定につながるという、高級幹部子弟グループ『太子党』など保守派の反発があったとみられる。来年秋の党大会を控え、党内の権力闘争が白熱化している」と分析する。2/2ページ

 この分析が正しいとして、この理由もどうかなあ。なんかずれている。そうじゃないだろうに。これではどちらも保守派ではないか。

「Quotes of the Day」 から

2011年05月01日 | 抜き書き
▲「Time.com」Friday, Apr. 29, 2011。(全文)
 〈http://www.time.com/time/quotes

 "Our country will be invincible if all of our 1.3 billion people can think independently and be creative."

 WEN JIABAO,
 the Chinese premier, in a speech to Chinese community representatives and embassy staff in Kuala Lumpur that encouraged political reforms and "independent thinking" despite his country's ongoing crackdown on dissidents


 温首相にもコメントをつけたタイム誌の記者にも、「仰るとおりです」のほか、これ以上付け加えることがない。

「Nato strike 'kills Saif al-Arab Gaddafi', Libya says」 から

2011年05月01日 | 抜き書き
▲「BBC NEWS」1 May 2011 Last updated at 02:00 GMT.(部分)
 〈http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-13251570

  "All Nato's targets are military in nature... We do not target individuals," said Lieutenant-General Charles Bouchard.

 第二次世界大戦中、都市部への絨毯爆撃を正当化した米軍の理屈とほぼ同じである。理屈は通っているが、通るのは都合の悪い事実は切りすてているからだ。切りすてた部分をつなぎ合わせれば、全く別の――反対の――理屈が成り立つ。「爆撃の目的はカダフィ大佐の殺害だ」というリビア報道官の主張がそれだ。

「中国、拘束していた人権派弁護士を解放、別の弁護士が行方不明に」 から

2011年05月01日 | 抜き書き
▲「AFPBB News」2011年04月30日 19:16、発信地:北京。
 〈http://www.epochtimes.jp/jp/2007/10/html/d39851.html

 中国で29日、当局に拘束されていた人権派弁護士、滕彪(Teng Biao)氏が10週間ぶりに釈放されたが、一方で同じく人権派弁護士として知られる李方平(Li Fangping)氏の行方が分からなくなった。

 それにしても、国民に対して予備拘束を平気で多用する、こういう国家(正確には党と政府だがこの際その区別は重要ではない)を、いまだに賞賛する――すくなくとも表だっては批判しない――人間がいるということが、ちょっと信じられない。中国国内だけでなく国外でもだ(彼らはそもそも国家と党・政府を同一視している)。
 予備拘束するというのはその人を虞犯者扱いするということで、虞犯者扱いするというのは非行少年=未成年者扱いしているということであり、つまり馬鹿にしているということだろう。旧ソ連の信奉者もそうだったが、そんなに国家にあからさまに愚弄され虐げられ支配されたいのだろうか。今も昔も理解できない。何かの事情でそんなふりをしているだけの人はもちろんいたし、いまもいるだろうし、それならば理解できる。本意ではないということで。