「新全国歴史散歩シリーズ」の11。
できがいい本。これを持って沖縄へ行けば良かった。
最後の人頭税についてのコラムに衝撃を受ける。沖永良部島に関して言えば、人頭税は定額制であった、つまり人口が増えれば一人当たりの負担は軽くなったはずだから、あながち重税ではなかったはずだという。それが後世に伝えられるまでに悪税として名をはせたのは、税そのもの以外の理由を考えるべきではないかと。人頭税=悪税、というより“悪いもの”という価値判断を先行させていた自分に喝!
(山川出版社 1994年7月1版1刷 1998年7月1版3刷)
できがいい本。これを持って沖縄へ行けば良かった。
最後の人頭税についてのコラムに衝撃を受ける。沖永良部島に関して言えば、人頭税は定額制であった、つまり人口が増えれば一人当たりの負担は軽くなったはずだから、あながち重税ではなかったはずだという。それが後世に伝えられるまでに悪税として名をはせたのは、税そのもの以外の理由を考えるべきではないかと。人頭税=悪税、というより“悪いもの”という価値判断を先行させていた自分に喝!
(山川出版社 1994年7月1版1刷 1998年7月1版3刷)