『アジア史論考』(上中下)と、『アジア史研究』(全5巻)と、『アジア史概説』と、『中国史』(上下)と、『隋の煬帝』と、『世界の歴史7.大唐帝国』と、『五代宋初の通貨問題』と、『科挙』と、『九品官人法の研究』と、『論語の新研究』と、『中国文明選11 政治論集』と、『雍正帝』と、最後に『自跋集』と、あとせいぜい砺波護先生が肝いりで出された随筆集数冊とを読めば、この全集を読む必要はないのではないか。京大御家流の弟子筋に当たらぬ外部の者が「馬廠長日記」など読んで何の意味があるのかという感想。
(岩波書店 1991-94年)
(岩波書店 1991-94年)