「王道」か「覇道」かなどというはるかな昔(戦国時代)の概念と語彙を用いて今日の世界を観、かつ言説を組み立てている(243頁)点、すこしも新思考ではない。“新思考”とは馬立誠のそれように、従来の常識や固定観念を根本から覆し、破った考え方にこそ贈られるべき表現だ。
思慮視点がなんでこんなに型どおりなのか。おかしいと思わないか。2000年以上前の話だぞ。
(東京大学出版会 2007年3月)
思慮視点がなんでこんなに型どおりなのか。おかしいと思わないか。2000年以上前の話だぞ。
(東京大学出版会 2007年3月)