書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

YouTube 「ミラクルひかる 【Can't Wait til Christmas】」

2011年01月17日 | 音楽
 〈http://www.youtube.com/watch?v=y2mn8SD9GwI

 やっぱりうまいなー。この人の YouTube 映像を見ていると「本物より感動した」という趣旨のコメントを結構目にするのだが、この人の宇多田ヒカルさんは、もうものまねの範疇を超えている。憑依でもない。もう一人いるのだ。パラレルワールドからどういうわけか紛れ込んできたANOTHER HIKKI。この世界のHIKKIとはすこし違うけれど、やはり本物。
 私個人としては、本家のHIKKIが休業しても、この人がいれば大丈夫というか、それでOKと本気で思えるくらい。

YouTube 「【AYU】宇多田ヒカルのまねで『Automatic』」

2011年01月17日 | 音楽
 〈http://www.youtube.com/watch?v=h7rfxKdV_yk

 コメント欄の、「AYUさんはC­Dでの宇多田ヒカル、ミラクルさんは生での宇多田ヒカル」という誰かの評は適評だと思う。たぶん、ものまねした本歌(手本にしたヴァージョン)に対する正確さではAYUさんのほうが上だろう。一節一節あるいは一音一音、「どんな歌い方をしているか」をきっちりと分析して、そのとおりに再現しているのだろうと思う。だが一方のミラクルひかるさんは、おそらく「HIKKIはこんな人でこんな癖があるから、こういう場面になったらこんな歌い方、身振り、外し方をするはず」と、いわば演繹的に(歌もトークも)演っているような印象。

「ノーベル賞が欲しい中国、受賞者を多数輩出の日本に学んだら如何?―NZ紙」 を読んで

2011年01月17日 | 思考の断片
▲「レコードチャイナ」2011-01-17 11:59:52、翻訳・編集/NN。(部分)
 〈http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=48601

 中国も〔日本と〕同じように科学重視路線を歩もうといくつかの国家重点プロジェクトを立ち上げたが、なかなか前に進まない。体制や教育、国民の素養などがその元凶とされているが、実は科学的な精神が根付いていないことが本当の原因だ。

 いまの愛国主義教育(伝統回帰=孔子学院の名称に象徴的に表される紀元前の文化・心性への崇拝とそこへの退行の奨励)と現在のやり方での大国化(軍事面のみでの大国化=つまり清末の洋務運動の続き)を推し進めるかぎり、平和賞以外のノーベル賞受賞の可能性はますます遠のくだろう。