くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「読書狂の冒険は終わらない!」三上延・倉田英之

2017-05-29 20:19:51 | 書評・ブックガイド
 3月末、練習試合の帰りに図書館で借りた一冊が、どこを探しても見つからなくて、紛失届を出して現品で返すことにしたのです。
 でも、本屋さんで売ってなくてねぇ。
 何件か回ったところで、ふと入った古本屋さんで見つけました。
 三上延・倉田英之「読書狂(ビブリオマニア)の冒険は終わらない!」(集英社新書)。
 一気に読みました。おもしろかった。
 お二人とも同年代。わたしも、読書体験が結構似ているので、そばで話を聞いているようで楽しかったのです。
 横溝とか乱歩、「Palm」も懐かしい。もちろん、読んでいない本もたくさんありますよ。でも、友達から聞いたことがあったり、知識としては知っていたりする。「グイン・サーガ」は友人が読んでいたなあ。
 わたしはモダンホラーは読みませんが、キングにはまった友人ならいました。
 喜国さんの本棚探偵シリーズや、新井素子に氷室冴子も懐かしい。
 珍本として「生者と死者」が紹介されていました。ちょうど見たテレビで又吉さんもこれを取り上げていました。「消える短編小説」について。
 わたしとしては、「しあわせの書」が好きなのですが、あれは説明するとネタバレになってしまうからねぇ。

 本はとってもおもしろかったので、自分でもほしいなあ。
 

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