くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「珍獣病院」田向健一

2014-06-14 13:30:19 | 産業
 「珍獣病院 ちっぽけだけど同じ命」(講談社)。
 珍獣というのは、つまりエキゾチックアニマルのことを指します。
 動物病院の患畜は主に犬と猫。トカゲとかウサギとか、受け付けてもらえないこともあるんだそうですね。
 田向健一さんは、田園調布動物病院の院長。子どものころからたくさん動物を飼っており、イグアナを育てるために部屋を改装してジャングルみたいにしてしまったほどだそうです。(お父さんが大工さんだから、そういうのをぱぱっと作ってくれたらしい)
 やはりもともとの住環境と合わなければ、動物も住みよくないですもんね。
 カメも、リクガメならともかく、ミドリガメを部屋で放し飼いする飼い主さんがいて、甲羅が乾燥して変形することがあるのだとか。
 日本には獣医師を育成する大学が十六校しかないというのも驚きました。実感の向かいに畜産専門の獣医さんがいて、子どもの頃は飼い犬のケアをしてもらったものです。「動物のお医者さん」とか「獣医ドリトル」とかで馴染みもありましたし。
 クラスの子が獣医さん希望だそうです。この本、おもしろいんじゃないかな?
 カエルも結石になるとか、カメの甲羅をパテを使って直すとか、プレーリードッグははげるとか、いろんなエピソードが楽しかった。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿