くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「一発屋芸人列伝」山田ルイ53世

2018-08-27 05:36:57 | 芸術・芸能・スポーツ
 雑誌のおすすめ本で読んで、興味が湧きました。
 山田ルイ53世「一発屋芸人列伝」(新潮社)。タイトル通り、印象的なフレーズで一世を風靡しながらも、その後失速した芸人さんの現在を描いています。
 レイザーラモンHG、コウメ太夫、テツandトモ、ジョイマン、ムーディ勝山と天津・木村、波田陽区、ハローケイスケ、とにかく明るい安村、キンタロー。、髭男爵の十組が取り上げられています。
 そう、自らの活動も振り返っているんですね。髭男爵さん、ついこの間だと思ったら、紅白出場は十年前だったというではないの。
 そんな前だっけ?
 最近時の経つのが早いですよね。いやまあ、わたしがほとんどテレビ見ないせいもあるんですけど。だいたい、どんな芸風だったかわからない方もいらっしゃいます……すみません。テツandトモは好きで、特集番組も見たのでよく覚えていますが。(今CMも出てますよね)
 えーと、ムーディ勝山さん。
 わたしは地元東北放送のラジオ番組「それいけミミゾー」のラジオカーで親しんでいたものですから、歌で人気のあったことを知りませんでした……。だから、登場のたびに「チャラチャッチャッチャラーラ」って歌ってたのか! と……。
 この本には、ラジオカーのことはひとつも触れられていませんが、ロケバスの運転手云々で天津・木村氏と争ったという話題が紹介されています。
 HGさん、安村さんの奥さんの話題が素敵だと思います。仕事が思うようにいかないときでも、支えてくれる姿にぐっときました。(HGさんの奥さんは社長だそうですよ)
 そういえば。テレビでも同様の企画があって、結婚式の余興の仕事で定期的に収入がある芸人さんの話をしていたと聞きました。(ラジオだったので、誰だったか聞き逃しました)
 「一発屋」とはいいますが、ここに登場された方々は記憶に残っている芸人さんたちだと思います。携帯の予測変換ですんなり出てきましたよ!
 教え子で芸人を目指している子がいたのですが、先のことを考えてやめてしまったと聞きました。
 第一線を走り続けるのは大変なことですよね。