くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「くらべる時代」おかべたかし

2018-08-01 19:10:21 | 歴史・地理・伝記
 おかべたかし・山出高士「くらべる時代」(東京書籍)。今回も、とってもおもしろいです!
 昭和と平成でどのような「変化」があったのかをくらべる34品!
 表紙はオムライス。卵でしっかり巻いたのが昭和、とろとろ卵を載せたのが平成のオムライスとのこと。
 平成の方は伊丹十三監督の映画で作られていたものだそうです。「たいめんけん」さんでは、両方のオムライスが食べられるとか!

 教科書は、弥生時代の農村に柵があるかどうか。(あり、は平成)
 トンネルのライトの色は、昭和がオレンジ、平成は白。
 日傘なら、昭和は白、平成は黒。
 「ガム」も。
 昭和は板ガム、平成は粒ガム。うわー、なつかしーっ、グリーンガムにクールミントだよ! 子どもの頃によく食べました。でも、今はほとんどガムを食べませんねぇ。年に一回くらいかも?
 プリンは、わたしも感じていました。平成は柔らかいですよね。

 カメラについては、フィルムからデジタルに変化したわけですが、逆光の写真、ずいぶん印象が違います。
 
 それから、「似ている英語」も読みました。
 日本語では同じ「贈り物」でも「gift」と「present」は違う。(前者には儀礼的な意味があるそうです)
 「large」と「big」の違いは、比較対象があるかどうか。「center」と「middle」は
円なのか線なのか。
 「猿」は「monkey」(小さくて尻尾が長い)と「ape」(大きくて尻尾が短い)、「蛙」は「frog」と「toad」(ヒキガエル)。

 なかなか書けずにいましたが「くらべる値段」と「似ていることば」も読んだんです。
 「羽」と「羽根」の違いって、分かります?
 抜けると「羽根」になるんだそうです。目から鱗!