草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本が中立を装ってもテロリストには無駄である

2023年11月21日 | 安全保障
 だから言ったではないか。いくら中立を装っても、過激なテロリスト集団は意にも介さないと。日本郵船がチャーターした自動車運搬船が昨日、紅海で拿捕されたのは、そんな中途半端な姿勢では通用しないということなのである。
 我が国の立ち位置は明確である。自由と民主主義を守る国家と結びつく以外にないのである。それ以外の国家は、裏でテロリストを操ったする全体主義国家である。
 同社関連だけでも1年間に紅海を約560回も通過しているという。スエズ運河を利用するには、そのルートしかないからである。アフリカの南端を回って欧州に向かうルートは、燃料費も人件費もべらぼうにかさむことになる。
 こちらが中立的と思っても、相手はそんな風にはみていないのである。拿捕したのはイエメンの親イラン組織のフーシ派だといわれる。同船には日本人は乗船していなかったとしても、日本がチャーターした船が襲われたというのは、そうした事態が今後も相次ぐ危険性がある。
 同盟国の米国との連携を強めるとともに、海上自衛隊の護衛艦の派遣とかを早急に検討すべきだろう。関係各国との協力とか、フーシ派に早期解放を求めるといった、御託を並べ立てているときではないのである。

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