ついさっき地震があった。会津若松から喜多方に向けて運転していた私の車も、かなり大きく揺れた。宮城県には津波警報が出され、テレビもラジオもそればかりである。やっぱり国土強靭化なのである。自民党が言っているからと反対するのは、単なる嫌がらせでしかない。我が国は地震国であり、いつどこで大震災が発生するか分からないのだ。さらに、河川だって水害の危険性がある。治水をきちんとしなければ、それだって大変なことになる。公共事業を悪と考えれば、国民の命が危険にさらされるのである。無駄だとか、「コンクリートから人へ」と批判していた人たちは、あまりにも無責任である。日本のサヨクは、国防をなおざりにし、国土の保全を後回しにしても大丈夫だ、とうそぶいていた。しかし、それはお花畑的な安全神話でしかない。国家というのは、やるべきことをやらなくてはならないのだ。自民党を後押ししているのは、どうしようもない現実である。私たち国民は、そこから目をそむけるわけにはいかないのだ。今の日本人の多くが望んでいることは、安定した暮らしである。天変地異に怯え、改革とか維新とか、未来とかが引き起こす混乱は、もう懲り懲りなのである。次の政権を選ぶにあたっては、それらの危機に対処するために、責任を持って国を統治してくれる勢力に舵取りを任せるべきだろう。私たちが落ちついた生活するには、まずそれが前提なのである。
←今望まれるのは安定した政治だと思う方はクリックを