かりそめの身にしはあれど会津なる山桜こそ憂いたたえし
この国の歴史残せし益荒男の散るをいとわぬ山桜かな
仇なせる者多かりきこの国の山峡に咲く桜花かな
啄木と勇を生みしこの国の桜吹雪は散りいそぎたり
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嘘か本当か分からないから、一応は確認すべきだろうが、もしそれが事実であるならば、まさしく日本は絶体絶命のピンチだ。民主党を下野させて、すぐに挙国一致内閣を樹立すべきである。まず、韓国の哨戒艦の沈没が北朝鮮の魚雷によるものであれば、それこそ自衛隊は非常事態を宣言し、警戒を強化すべきだろう。韓国にそのようなことをする国家が、日本に対して矛先を向けてこないわけがないからだ。いかに鳩山由紀夫首相が友愛でごまかそうとしても、そんな悠長なことは言っていられない。また、宮崎県で発生している口蹄疫の対策が、後手に回っているともいわれるが、それも本当であれば、民主党は国民から袋叩きに遭っても、しかたがないだろう。自衛隊に出動を要請する事態になっているのに、赤松広隆農林水産大臣は、この連休を利用して外国旅行中だそうだから、気が緩みすぎだ。国民の平和とか安全の関することが、今ほどなおざりにされている時代はない。民主党の無責任さは目に余るものがある。鳩山首相は普天間の移設先のことで手一杯のようだが、自分の言い訳ばかりしているような政治家は、さっさと辞めるしかないのである。
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民主党は自分が批判されることには過敏なようだ。詐欺的な政策を掲げて政権を獲得しただけに、後ろめたさがあるからだろう。ネット選挙を認めるために、公職選挙法を改正するのはいいとしても、そこで民主党が「ネットで政党や候補者の誹謗中傷を行う行為には、刑法の名誉棄損罪や公選法の虚偽表示罪などで罰則を科す」という一項を加えようとするのは、明らかに言論弾圧である。そんなことを法律に書き込まなくても、現行の名誉毀損罪を適用すればすむ問題だからだ。ヤスパースが述べているように、民主主義が成立するためには、あらゆる言論の自由が認められなくてはならない。仮に現体制を暴力的に転覆しようとする主張であろうとも、実際に行動に出なければ、それは容認されるべきだ。言論の自由がなぜ大切かというと、無制限な公開討論においては、あらゆる情報が求められるからだ。そこで説得や宣伝が行われることで、合意の形成がなされるのである。「おのおのの人は、相互の話し合いに基づいてみずからの決定に到達する。政敵は仇ではない。政敵とさえ力を合わせて働く心構えにある限り、自由は維持される」(『歴史の期限と目標』・重田英世訳)という原則が踏みにじられれば、民主主義は崩壊するのである。寛容さを欠く民主党政治は、風刺的な反政府批判にまでいちゃもんをつけようとしている。まさしくスターリン主義そのものではなかろうか。
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