ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

咲くか散るか「さくらの木」構想

2016年04月06日 | 政治

7月には衆参同日のダブル選挙が予想されています。
小選挙区制の下で、このまま野党がバラバラに闘っていたなら改憲勢力が3分の2議席を占める可能性が十分にあります。

立憲主義堅持で共闘

野党は「立憲主義を堅持して安保法制撤回」を1点にまとまる必要があります。
かつて1995年のイタリアでは12派の政党がゆるやかな連合体を組んで強力な右派に勝利したことがあります。それは「オリーブの木」構想と呼ばれる方式でした。今ある政党はそのままにして、「オリーブの木」党にいわば2重党籍の形で弱小野党が結集するわけです。

日本版「オリーブ」は「さくら」に

イタリアの「オリーブの木」をモデルに、ここ日本でも「さくらの木」構想が今、持ちあがっています。「無所属の亀井静香衆院議員や民進党の篠原孝衆院議員らが呼びかけ人となり8日にも国会内で設立総会を開く。民進、社民、生活などの野党議員や、市民メンバーらが個人として参加する」(毎日新聞4/5)。代表には立憲主義の立場から安保関連法案で反対を唱えている小林節氏(慶大名誉教授)を迎えるようです。

野党の大同団結で「さくらの木」構想がめでたく成立するでしょうか。今後の動向に注目したいと思います。


【写真】抱擁する二人の見つめる桜の行く手は・・(大泉町内の公園で)

 【動画】野党連合「さくらの木」も軽快なオープニングテーマに乗れるでしょうか♪

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