マイクロソフトがWindows8の発売とともにWindowsRTを搭載したタブレットPC、Surfaceを登場させこれでほぼ主要メーカーの端末が勢ぞろいしました。
ノートパソコンよりも安価で持ち運びに向くタブレットPCは、おとなのおもちゃとしてもってこい。私もAD701のほかいくつかのタブレットを買ってみました。また店頭では子供たちに交じってiPadやlenovo、Nexusなどをじっくり触り、参考本も何冊か読んで調べました。
あくまでも私の主観ですが、もしこれからタブレットを買おうと思って、どれにするかお迷い方がいらっしゃいましたら・・・
ズバリ、Asus製 Google Nexus7 16Gをお勧めします=写真。
『タブレット完全ガイド』(晋遊舎)では、Nexus7とiPad miniが同率のAAランクになっていますが納得できる評価です。
私が初めてパソコンを購入した1995年2月、市場にはWindows(Dos/v)とMac、そしてNEC 98シリーズの3つの勢力がありました。自分の勤めている会社がAX協議会→Dos/v陣営でしたからそこは迷わず、Windowsマシンに決めました。今、タブレットの世界でもAndroid系とiOS(Mac)、そしてWindowsRTに大別されると思います。
Mac系のiPadは、アプリ購入時には無料ソフトであっても毎回パスワードを打ち込む。そこにいくとGoogle Android系はパスワードの認証は聞いてこない。つまりハードルは低い。それにソフトも雑多に豊富。一方、Kindleはどうでしょうか。やはりアプリは専用ストアから入手することになりますがiPadと同じで毎回、パスワード認証を問われ無料のソフトでも正式0円購入の形を経てお知らせメールまでていねいに届く。しかしその割にアプリの数は少ない。
一つ例を挙げると、TBSやニッポン放送、J-wave、FM群馬などのラジオ視聴できる便利な「radiko」というアプリがあります。これがAndroid系のグループなのにKindleやAD701は機種に対応していないからと利用できない。NexusとiPadではOKだ。WiFiが無料利用できるLawsonのアプリなどもAD701では同じGoogle playストアを捜してもソフト自体が見当たらない。ところがNexusなら例外なく確実に得られます。
たくましく使いこなすならNexus
上級編の使い方になりますが、Nexusは隠しコマンドやroot権限を取得して、OSの編集にも挑戦できます。たとえばUSBメモリを接続して読み書きが可能なように“体力強化”ができようにもなります。一般的な使用方法でないのでメーカーの保証からは追放されますが、スーパーユーザーの権限取得でOS自体を修正できる。これはAndroid系のKindleでも可能ですがKindleではroot化を嫌いすでに専用ソフトの入手をガードしてしまった。いずれにしても野性的な使い方がAndroid系のNexusには出来るということです。画面のサイズで7インチ(Nexus7)と10インチ(Nexus10)と別れていますが、とりあえず7インチで十分と思います。ストレージ(記憶容量)も16Gと32Gとありますが、動画や写真を多用する人であれば32Gが必要かもしれませんが16Gでも不足することはないでしょう。もし足りなくなったらmicroUSB端子をヒントにメモリー拡張を考えてみる、そんな工夫もNexus7の楽しみなところでしょう。かつてのDos/v仕様の改造の面白さを彷彿させてくれます。
iPadは気品あるジェントルな方に
一方、iPadはジェントル(紳士的)な感じがします。敷居は高いですがその分セキュリティのガードも堅い。リスクを避け安心して静かに優等生的に使うに適した無難な端末です。それではではきょうはこの辺で。にわか“タブレット爺”としましてはまた機会を見てリポートにしたいと思います。
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