ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

学生の保守化はホンモノか

2018年03月05日 | 政治

実績評価で7割超内閣支持

筑波大学新聞」339号=写真=によりますと、本紙のアンケートでは昨年10月の総選挙の投票率は5割。内閣支持率は7割超という結果をまとめています。比例代表の投票先でも自民党が最多の48.7%、以下立憲、希望という順。支持理由は「これまでの実績」45.9%、政策に期待が出来る21.8%・・。

それを裏付けるかのように同紙340号では、自民党茨城県連で初の学生部長を社会学類3年生の学生が務めることになったと人物紹介欄で掲載されています=写真左。政治家志望の彼女は、茨城県常総市の豪雨災害で自民党議員の働きを見て「自民党であれば故郷を守ることができる」と考えたという。
どうやら学生の保守化はホンモノのようにかんじますね。

シールズは少数派だった

4、5年前に原発事故や、秘密保護法、安保法制に反対する若者たちがシールズ(SEALDs)を結成し抗議行動が始まった。そのころは、ラップ調の新しい掛け声の運動が広まるのだろうか、ついに学生運動リニューアルの幕開けかと注目しましたが、その時でもシールズのメンバーは「私達の運動は学内ではまだまだ少数派です」と残念そうにインタビューに答えていたのを思い出します。たしかにその後の若者たちの投票行動を見るならそれが実態であることがよく分かりました。

政権側が選挙年齢を18歳まで引き下げたことは、今の若者たちの政治意識を十分にリサーチし把握した結果といえます。

学生達はいろいろと勉強し、もはやリベラル(革新)には期待できず保守を選択しているのでしょうか。それともあまり深くは考えずに直感的なチョイスなのだろうか。前者であるとは信じたい。

筑波大学新聞の学生の政治意識調査結果は、ここ筑波大に限らず全国的にその傾向が当てはままっているように感じます。同紙の編集姿勢はとてもタイムリーな深層記事が多く好感が持てます。「大学生と政治」のテーマをこれからも追い続けてほしいと思います。
なんといっても未来は、若者たちのものなのですからね。


 

動画は、意表をついた集団パフォーマンス「Flash Mob」。米オハイオ州立大学ユニオン広場前で。

Flash Mob  - The Ohio State University

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