ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「マイ・リトル・タウン」誌廃刊

2006年06月24日 | 研究・書籍
約30年間、群馬県太田市を中心とした地域(タウン)誌「My Little Town」
が遂に姿を消しました。

70年代、中央集権から地方・分権の時代が叫ばれ、全国各地に竹の子のように
タウン誌が創刊さました。東京の八重洲ブックセンターでは全国地域誌展が、
開催されたこともありました。80年代から90年代に入り、100%広告に依存しな
い個性を持つ硬派なタウン誌は、編集者の情熱とは裏腹に次々に幕を閉じまし
た。かつて、わがタウン誌を訪ねた反公害市民運動家の宇井純氏(沖縄大名
誉教授)は「実に長期間良く頑張っているめずらしいタウン誌だ」と評され
ました。
私は22年6カ月、同誌にスナップ写真連載、通算270回、写真数で1000枚以上に
なります。
諸行無常です。せめて「地域主義」の気持ちだけは持ち続けてたいと思います。
結局5月号が最終となりました。以下コンテンツを記念に残していきます。

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2006.5月号(「マイリトルタウン」誌)
平成18年5月5日発行(毎月1回・5日発行)第30巻5号・通 巻327号

★芽吹いたばかりの里山で“春の集い”オオムラサキの森にて
カラッ風通信
 夢・舞台芸術プロデュースVol1『パンドラの鐘』
 渡良瀬遊水池自然観察会
 わたらせ未来プロジェクト「足尾(安蘇沢)植樹デー」5/28
 いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語.

★私のスナップ No.270 桂 一郎

再・面白かんべェ上州弁 No.19「塩加減をみる」
ペットの診察室から 獣医師金子 茂「狂犬病予防注射の往診」
「僕さ、ボクサー」第31回 斎藤哲也
わたくし紀行127「安物買い」青山ハルナ
★街角コレクション
 きものの話 カッコいい若き伝統芸能のプレイヤーたち 高橋広子
 手づくりのヌクモリが心に響く、キルト作品
映画情報/イヴェントスケジュール
★とうみたかゆきの上州B級Cooking「タイのアラ炊き」
占い・今月のあなたの運勢 気学吉方位研究所主宰 山崎求易
★編集雑話 遠藤達也



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2 コメント

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My home town (Bruce)
2006-06-27 02:06:57
マイ・リトル・タウンの廃刊、残念です。

遠藤さんのお人柄が反映された精緻な雑誌だったと記憶してます。

また、本当にお疲れ様です。
返信する
Bruceさん (Katsura)
2006-06-29 18:25:19
コメントありがとございます。

採算度外視で、よく続いたと思います。

東毛に、貴重なタウン誌が消えましたね。
返信する

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