「国破れて山河あり」 (杜甫)
戦乱のために国は滅びても、故郷の山や川など自然はもとのまま温かく変わらない。有名な杜甫の詩の一節。
これまでの歴史は激しい戦争や災害の後も、古里の自然は静かに見守っていてくれた。ところが今回の原発事故は、それを許さない。自然の「山河」自体も破局に追いやってしまう。
今、「国破れて山河なし」となる可能性がないとは言えない、とは政治学者、姜尚中氏。
いまだに収束しない福島第一原発。チェルノブイリの例からも、古里の自然・山河も失う様相は確実。杜甫先生もきっと驚かれていることだろう。
「国は利を以て利と為さず」
国家が国民のことを思わず、政府の利益増大ばかりを図ると、かえって国家の利益にならない。儒学の「大学」から。
飽食消費を奨励し、電力国策を無理押ししての結果は「原発亡国」への道のりなのか。古代中国の故事が思い浮かぶ。
参考ニューステレビ朝日「モーニングバード」5/12 コスト的にも原子力は安くない
【写真】ひと気のない双葉町 月刊『記録』
まさに利権に群がる地方自治体のあからさまな実態といえますね。
笑いの後に哀れささえ感じます。
市長です、市長。
http://www.yochomachi.com/2011/04/blog-post.html?m=1
ここまで利権に群がり、平気でタカってきた自治体の首長の責任は重い。
思えば福島県双葉町の元町長、岩本忠夫氏もひどかった。反対派委員長から寝返り町長に転じ、原発財源をたちまち使い果たし、あげくは7号機8号機まで造れとおねだりしていた。。
これまで原発誘致して自在に利権を得てきたそれぞれの市長、町長らの罪を忘れることはできませんね。
おそろしい。
どこかの越後屋の話じゃなくて、市長の話とは。。。
おそろしい。
高利貸しの話みたい。
お金悪魔が宿っていますな。
これがまかり通っていると思うと、あきれちゃいますね。