ポポロ通信舎

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終末時計の「修理工」になろう!

2023年02月06日 | 政治
【終末時計の残り時間】

1947年  7分前 測定開始
1949年  3分前 ソ連が核実験
1953年  2分前 米ソが水爆実験
1963年 12分前 米ソ部分核実験禁止条約
1968年  7分前 フランス、中国核実験
1991年 17分前 冷戦終わり米ソ関係改善
1998年  9分前 インド、パキスタン核保有
2007年  6分前 北朝鮮が核実験
2012年  5分前 日本福島原発事故、原子力の安全性に懸念
2020年  1分40秒前 地球温暖化、COVID19蔓延
2023年  1分30秒前 ロシアのウクライナ侵攻、原発脅威、温暖化





「人類滅亡」まであと90秒。
米国の科学雑誌の表紙に毎年掲載されて「運命の日の時計」と言われている「終末時計」。今年1月24日、昨年よりも進みこれまでにもっとも短い残り1分30秒(90秒)になってしまいました。


終末時計は、広島長崎の原爆投下がきっかけで、それに衝撃を受けた科学者の人たちによって始められたものなのですね。
これまでにない最短になった理由は、ロシアの大統領プーチンの核使用をほのめかしたことによるもの。


「終末時計」のスタート(動機)といい、2012年5分前まで縮めてしまったのは福島原発事故。この時計には、わが日本が大きくかかわっていることが見てとれます。

それにもかかわらず、凝りもせず日本国内の老朽化した原発まで再稼働、さらに増設・新設まで計画。隣国ロシアとウクライナの戦争を前にしてもまったく何のアクションも起こせていない。攻撃力の高い兵器を送る武力支援ではなく日本には日本らしい外交による修復支援策が求められていると思う。オーストリアのネハンマー首相=写真=のように訪露しプーチンと会談したように。

仮にそれが望み薄ではあっても何とか和平への打開策を試みつづけることが「終末時計修理工」としての日本の役目なのではないでしょうか。




【終末時計】人類滅亡まで「残り90秒」最短を更新(2023年1月25日)
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