ポポロ通信舎

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株主有志、三洋元会長らを提訴

2009年05月19日 | 経済
278億円賠償求め代表訴訟=「配当で会社に損害」と三洋株主-大阪地裁(時事通信) - goo ニュース

パナソニックの三洋買収といい、株主代表訴訟といい最近の読売新聞の
取材力には驚きを感じます。
株主代表訴訟についても、同紙は既に昨年12月に一報がありました。
今回それだけに猪突ではありませんでした。パナソニックとの再出発に
当たって、これまでの三洋の負の部分の清算と位置づけたいものです。

被告人中、野中ともよ元会長は当然としても、社外取締役だったアキノ
元比国大統領はちょっと気の毒な気がします。私が身近に接したアキノ
さんの印象は感じの良い女性で、直接の責任から程遠いようにも。


会社を離れても経営陣は、現職中の責任は追及される株主代表訴訟。
会社が十分に経営者の責任を問わない限り、株主を代表して損害を
会社に償わせるというこの制度はある意味、証券民主主義の宝刀だ。

一見、三洋電機にマイナスのニュースにも見えますがこうした提訴を
経て同社は、株主の信頼を回復し、経営力をいっそう鍛え上げられ
再浮上することにつながっていくことでしょう。
がんばれ!三洋電機!!


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