ポポロ通信舎

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太田市商高の校長に三洋エンジニア

2006年12月14日 | 経済
きょうの群馬の新聞各紙は「太田市立商業高校の校長に民間の三洋電機の半導体部長を登用」のニュース。

学校をめぐる問題が絶えない今、民間人の感覚で学校現場を活性化するという試みの意味ではグッドニュースです。ぜひ頑張ってほしいと思います。

しかし三洋側から見ますと優秀なエンジニアの転出は素直に喜べません。

話題の人、福田一男さんは53歳。新潟大学大学院(工)を出て群馬県大泉町の東京三洋電機(現三洋電機)に78年入社。以来半導体開発一筋。現在は三洋半導体技術戦略ユニット開発部長。

「土日は早く月曜が来ないかなと思っていた」(上毛新聞)というほど仕事好きのプロジェクトX的なエンジニア。
私は、開発技術陣が健在なうちは三洋電機に未来はある、と思っています。ただ彼らが浮き足立ったら状況は別になります。さらに有望な若手、中堅の技術者が転出しないことを願います。
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