ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「東京都立大学」名が良いです

2018年08月28日 | 教育・文化

現在の「首都大学東京」名を2020年4月から旧名の「東京都立大学」に戻すという、良いことだと思います。

2005年に「首都大学東京」が登場したとき妙な名称にしたなと感じたのは長野県佐久市の進学塾でみた合格者発表の表記でした。今は休刊の太田のタウン誌『マイリトルタウン』に掲載された当方の「私のスナップ」=写真=からです。「都立大らが再編統合し改称。「首都大学東京大学」と字数が多くまるで2校に合格したかのように見えます」とキャプションが。

当時、再編統合にあたり大学は校名を公募したという。6割がたが、そのままの都立大であったものを「首都大学東京」に決めた。最終決裁者は石原慎太郎(当時東京都知事)。

しかし英語表記の「Tokyo Metropolitan University」はそのままだった。「首都」なら素人考えで「capital」を入れそうな気もしたが、そこまでは石原翁周辺は気が回らなかったのか。もっとも英語名まで手をつけなくて良かったと思います。国際的な知名度への影響は免れたわけですから。

それにしても2005年から2020年まで。なんとも無駄な校名変更の15年ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする