きょう、参院定数を6増(埼玉選挙区2増、比例代表4増)する自民党の公選法改正案が参院で採択された。
自民・公明の賛成多数で可決。比例代表の一部に拘束名簿式となる「特定枠」を設けるのが特徴というものの「特定枠」「定数増」で攻防といわれても、じっくり内容を読まないと私たちポポロにはわかりにくい。ますます複雑化する選挙制度はよくない。だれもが理解しやすいシンプルな形に戻すべきだ。
選挙制度を見直すということは、スポーツで言えば「ルールブック」を改定することだ。少なくとも政権与党以外の有力野党の賛意がなくてはならない。与党が賛成し野党が反対するということは、新しいルールが与党に有利で野党に不利益になるからだ。全政党が賛同してつくられるルールづくりが理想。少なくとも有力野党のかなりの部分が賛成しない法案を与党側だけで、その数の力で押し切るのはフェアではない。議会制民主主義がまたまた後退してしまう。
豪雨被害対策に国を挙げて取り組むべき時、なぜにそう急ぐカジノ法案。いくらトランプ財団への忖度があろうとも、こうも異常な固執で強行しようとする政権与党。本当に横暴で困った自公政権だ!!
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
今夜も水沢ベンチャーズのメドレーで。元祖米国ベンチャーズよりソフトなタッチの“陸奥(みちのく)エレキサウンド” ♪
アパッチ、十番街の殺人、ウォークドントラン'64、ブラックサンドビーチ、ルージュの伝言/水沢ベンチャーズ