ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

非武装国は世界に27カ国

2015年10月18日 | 政治

軍隊を持たない「非武装国家」が世界に27カ国もあるとは思いませんでした。
「コスタリカ、ルクセンブルグ、サンマリノ、モナコ、バチカン、アイスランド、ドミニカ、グレナダ、パナマ、モルディブ、モーリシャス、パラオ、ソロモン諸島、サモアなど・・。

前橋市にお住まいの須藤叔彦さんの新聞投稿からです。以下その一部。

「・・私たちが名も知らない小国が多いけれど、結構有名な国もあって、いまさらながらのながら自分の不明を恥じています。モナコ、バチカン、ルクセンブルグなどは第二次世界大戦前からの非武装国家で、アイスランドなどは大戦中、非武装中立で国を守ったようです。これらの国々は一部の例外を除いて、いずれも民主主義国家で、女性の権利が保障され教育水準が高く平和の文化が意識されていると指摘されています。軍隊を保有しないで軍事費を国民の福祉、教育費に充当できるのです。いまや平和憲法は名ばかりで、世界有数の軍事大国になろうとしているわが国は、こうした国々を範とすべきだと、被爆者の私は痛感しました」

軍拡でなく軍縮を

27カ国も在ることは私も須藤さん同様、自分の不明を恥じるところです。
当面、必要最小限の自衛力は保持するにしても、平和の使命を帯びている私たちの日本は、少なくとも平気で兵器輸出を進めるような「軍拡」路線でなく、目指すは「軍縮」でしょう。人類が滅亡しないためにも世界の流れを「軍縮」に向かわせる旗振り役、それが日本であるべきと思います。

写真:平和が大事だね、と木工さんたち

 

モリナリ駐日コスタリカ大使講演会 非武装化の長期的な費用対効果とは(侵攻のニカラグア軍を外交で防衛)

コメント (6)
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