軍隊を持たない「非武装国家」が世界に27カ国もあるとは思いませんでした。
「コスタリカ、ルクセンブルグ、サンマリノ、モナコ、バチカン、アイスランド、ドミニカ、グレナダ、パナマ、モルディブ、モーリシャス、パラオ、ソロモン諸島、サモアなど・・。
前橋市にお住まいの須藤叔彦さんの新聞投稿からです。以下その一部。
「・・私たちが名も知らない小国が多いけれど、結構有名な国もあって、いまさらながらのながら自分の不明を恥じています。モナコ、バチカン、ルクセンブルグなどは第二次世界大戦前からの非武装国家で、アイスランドなどは大戦中、非武装中立で国を守ったようです。これらの国々は一部の例外を除いて、いずれも民主主義国家で、女性の権利が保障され教育水準が高く平和の文化が意識されていると指摘されています。軍隊を保有しないで軍事費を国民の福祉、教育費に充当できるのです。いまや平和憲法は名ばかりで、世界有数の軍事大国になろうとしているわが国は、こうした国々を範とすべきだと、被爆者の私は痛感しました」
軍拡でなく軍縮を
27カ国も在ることは私も須藤さん同様、自分の不明を恥じるところです。
当面、必要最小限の自衛力は保持するにしても、平和の使命を帯びている私たちの日本は、少なくとも平気で兵器輸出を進めるような「軍拡」路線でなく、目指すは「軍縮」でしょう。人類が滅亡しないためにも世界の流れを「軍縮」に向かわせる旗振り役、それが日本であるべきと思います。
写真:平和が大事だね、と木工さんたち
モリナリ駐日コスタリカ大使講演会 非武装化の長期的な費用対効果とは(侵攻のニカラグア軍を外交で防衛)
1955年元大統領派の侵攻軍との戦いでの武装解除成功。
1980年から隣国ニカラグア内戦(サンディニスタ政権と米CIAが組織したコントラ軍との内戦)で、米の圧力で一時基地提供をしたが1986年基地を撤去させ武力紛争の和平交渉をわずか1年で妥結させる。
2003年イラク戦争でのブッシュ政権支持の大統領声明も2004年最高裁が大統領声明の無効化判決。等
参照:http://hbol.jp/50471 http://hbol.jp/62621
「集団的自衛権放棄で逆に国防力を増したコスタリカの“逆転の発想”」
コスタリカに学ぶ「アメリカにNOと言える国」
緊張感の強い中南米にあって、決して米国の傘下に安住することなく同国が決死の外交努力をしていることが伺われます。そうすることによって中立政策が叶うということですね。
日本にとっても模範となりコスタリカの外交実績です。日本には何が足りないのでしょうか・・
世界にはすてきな国がたくさんあるのですね。
日本もコスタリカのみたいにがんばってほしいです
フィリピンの基地撤去もカナダの自主外交も、そしてコスタリカ・・
各国が、対等な関係に向けて外交交渉で努力しています。日本ができないはずがないと思うのですが、現実は残念な状態がつづいています。
またコメントお待ちイsています。
人間は愚か者ですね。
思いやり予算縮小とかいう話もでてますが、そんなこといった方変死にならないか。。。
戦争法案今すぐ廃案∽
はたして人類は生存して価値があるのかどうか、ときどきあまりに愚か過ぎてわからなくなることがあります・・