9月25日、都心で行われた一風変わった原発デモが面白い。
主催したのは在日イタリア人。これまできわどい発言をしてきた原発推進学者たちの語録をプラカードにして、「東京に原発を!」を唱和。
“安全というならむしろ東京へ原発を”とは、古くは広瀬隆氏の言葉にあったように思う。原子力のニュースに関心のある人、通の人には、可笑しくてたまらないが、そうでない人には意味が分かりにくいかもしれない。
「放射能はニコニコしている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」「(原発事故で)福島は有名になったぞ。広島、長崎は負けた」山下俊一・福島県立医大副学長
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」大橋弘忠・東大教授
「福島第一原発1号機は60年運転可能」関村直人・東大教授
「チェルノブイリ事故では29人しか死んでいない」西山英彦・元保安院広報官、経産省官僚
「市民に線量は測らせないようにしなければならない」石原伸晃・自民党幹事長
しかしユニークな試みです。陽気なイタリアンらしい企画です。イタリアと言えば、6月に原発の国民投票を行い9割以上の反対票を得て、脱原発を宣言した。ドイツもすでにいち早く脱原発に切り替えている。奇しくもかつての第二次大戦の枢軸国、日独伊三国のなかで日本だけが、脱原発の決断で遅れを取ってしまっているようにも思う(笑)
9.25脱原発デモ『東京に原発を!デモ』