Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

いしやきなべ 十三里 12月29日 2016年

2017-01-02 | Weblog
年末ガレージに行ってきました。

穏やかな好天に恵まれ庭仕事もはかどります。

今回もロケット・ストーブでお一人様火遊びを楽しみました。

予定ではまず、ダッジ・オーブンで「石焼き芋」をやってみる予定でした。

しかし、母屋の台所で変なものを発見!

「いしやきなべ 十三里」ですと…

昔、年寄りが買ったものらしいです。

取り説も無く使ったことも無かったのですがちょっと試してみました。



まずは燃材を準備します。

ガレージでのバーベキューですから電源も水も何でもそろっています。

今流行の「グランピング」みたいなものです。

火を起こすのだってブロワーやバーナーを使えば備長炭でもあっという間に着火できます。

でも…「それを言ったらお終いよ~」ですね。

お一人様遊びですから、ちまちま小さな火から火起こしします。



右から…麻紐を結んだもの、小枝、竹を細く割ったもの、徐々に太く割ったものを準備します。

特に「麻紐」はとても使い勝手がよく気に入りました。

これさえあれば、新聞紙や割り箸など使わなくても快適に着火できます。

燃えカスが出ないのも美点です。

ロケット・ストーブの燃料には竹が非常にマッチしています。

火力はあるし、着火も容易、そしてその薄い形状がパイプの中の空気の流れを妨げないという利点があります。

ただし…火力を安定して維持するのには常に燃料の残量を確認し補充しなければなりませんので、うっかり目を離せません。



ど~ですか?

この着火性の良さ。

麻紐だけでこのくらいの小枝にしっかり着火出来ました。

もっとも燃材自体すごく乾燥していてマッチだけでも着火しそうなくらいでしたが…



ロケット・ストーブの燃焼が安定したところで「いしやきなべ」のセットです。

セットといっても、写真のように適当な大きさの芋を並べるだけで何の工夫もありません。



ロケット・ストーブの火力を強めてぐいぐい燃焼ガスを送ります。

ほんの10分ほどで鍋から甘い香りが漂ってきます。

初めての機材ですので、「焼き上がり」の加減がわかりません。

「途中で蓋を開けても良いのかなぁ~」などと思いながら…蓋を開け芋の状態を観察します。

見た目は良い感じですが、中まで火が通っているのか分かりません。

楊枝で芋の中ほどを刺してみます。

「ス~」っと柔らかな感触で楊枝が刺さります。

「よし!こんなものか…」

ロケット・ストーブの火元から鍋を外ししばし蒸らします。



さて、結果は初めてにしては上出来です。

透明感のある琥珀のような黄金色です。(ちょっと褒めすぎかな…)

香りも最高!

味ですか?

もちろん、美味しかったですよ。

「よし!」

勢いの付いた所で明日は「ピザ焼き」に再挑戦です。


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