ようやく本題の2014年北海道旅行の話題に戻ってまいりました。
ふるさと銀河線「本別駅」の前身、国鉄「本別駅」は明治43年に開業し森林資源の搬出駅として繁栄したようです。
当時の駅名の読みはなんと、「ぽんべつえき」であったようです。
その後、国鉄分割民営化によりJR池北線本別駅となり更に第三セクター「北海道ちほく高原鉄道」に経営が委ねられます。
1991年には「本別町コミュニティーセンターステラプラザ」として建設された駅舎&コミュニティーセンターは、道内の建築物に贈られる「赤レンガ建築賞」を第4回目として受賞しています。
ちなみに過去の受賞は…
第1回(1988) 忠類ナウマン像記念館(幕別町)
第2回(1989) アルファリゾート・トマム(占冠村)
第3回(1990) 北見市立中央小学校(北見市)
第4回(1991) 本別町コミュニティセンター(本別町)
第5回(1992) 恵庭市立図書館(恵庭市)
第6回(1993) 千歳市開基記念総合武道館(千歳市)
第7回(1994) 白金インフォメーションセンター(美瑛町)
第8回(1995) 寿都町総合文化センター(ウィズコム)(寿都町)
第9回(1996) 本の森厚岸情報館(厚岸町)
第10回(1997) 交流促進センター襟裳岬「風の館」(えりも町)
第11回(1998) 六花亭サロンKyu(旧・相川求一郎デッサン館)(帯広市)
第12回(1999) 鹿追町ピュアモルトクラブハウス(鹿追町)
第13回(2000) 幕別町百年記念ホール(幕別町)
第14回(2001) 公立はこだて未来大学(函館市)
第15回(2002) 札幌ドーム(札幌市)
第16回(2003) 真駒内六花亭ホール(札幌市)
第17回(2004) モエレ沼公園「ガラスのピラミッド」(札幌市)
第18回(2005) 国稀酒造建築群(増毛町)
第19回(2006) 情緒障害児短期治療施設「バウムハウス」(伊達市)
第20回(2007) 黒松内町立黒松内中学校エコ改修(黒松内町)
第21回(2008) 北見信用金庫本店(北見市)
第22回(2009) 岩見沢複合駅舎(岩見沢市)
第23回(2010) 日本生命札幌ビル(札幌市)
第24回(2011) 箱館奉行所(函館市)
となっておりました。
「北海道赤レンガ建築賞」については、こちら。
第二回受賞は「アルファリゾート・トマム(占冠村)」とは知りませんでした。
冒頭の写真は「道の駅ステラ★ほんべつ」内にいまも展示されている、ふるさと銀河線時代の駅名標です。
劣化の具合を見ると、当時使われたままの姿で展示されているのではないかと想像します。
道の駅の手前の「本別川」に掛かる上路プレート・ガーダー橋を発見。
2009年に廃止されてからまだ間もないせいでもあるでしょうが、まるで現役のような綺麗な姿でそこにありました。
ちなみに、平行して掛かる道路橋(今私が立っている橋)は「本別橋(ほんべつはし)」と命名されています。
オデ君を駐車場に預ける段取りで、道の駅の裏手にある駐車場から観賞をスタートします。
まず、真っ先に目に入ってくるのが…(デッカイから当たり前ですけれど…)敷地内に今も残され展示されている「跨線橋」です。
実に雄々しい姿で佇んでおります。
そうですね…跨線橋がそこにあったらまず渡ってみなければなりません。
現役路線の跨線橋ならば、渡ることが出来て当然ですが、こうして廃止になってしまった路線に残された跨線橋は、“閉鎖”されていることがあります。
安全管理上からもそれは仕方のない措置であると納得はします。
しかし、こちらの跨線橋の入り口ドアーは開放されていて、内部を観賞することが出来ました。
*この跨線橋はリニューアルに伴い「鉄道記念館」となりました。だから「ドアー」があるのですね。
跨線橋の内部はこのように「木造」であります。
窓の建具をはじめ、階段も天井も全て「木造」であります。
なんだかすごく柔らかな印象を受けます。
内部はギャラリー風になっていて、ふるさと銀河線にまつわる写真が掛けられています。
窓の下には木製の小さな机とベンチが置かれています。
ここの窓の建具は「アルミサッシ」が使われています。
天井も木製でとても興味深い形状をしています。
跨線橋を渡ってもう一方の出口から出てきました。
本別駅の歴史を記述したパネルが設置されています。
跨線橋の下にはレールが1線だけ敷かれています。
解説によりますと、28mほどの長さで復元されているそうです。
この辺りが線路とホームがあった辺りだと思います。
今はテラス風のテーブルセットが施されて、飲食が出来るようなスペースとなっています。
青空が綺麗で、テーブルでスナックや…ビールなどを頂いたら幸せ一杯だろうなぁ~
「道の駅ステラ★ほんべつ」の一つの入り口…岡女堂でも見かけたビーンズをモチーフとした大きなキャラクター?が展示されています。
トイレの案内表示板…みたことあるフレームだな、っと思いましたら「ふるさと銀河線」の駅名標に使われていたパイプ・フレームの再利用でありました。
順番が逆になってしまいましたが、こちらが「本別駅」の正面となります。
さすが、「赤レンガ建築賞」を受賞した建築物ですね。
一見して「只者ではない」空気が伝わってきます。
駅前ロータリーの風景であります。
花壇に植えられた花々が青空に映えて、とても美しいです。
道の駅前に展示されているブロンズであります。
なんとも不思議な印象の彫像であります。
「亀と豆」かな?などと想像しましたが…何でしょうね。
頭部と思しき辺りは「枝豆」みたいにも見えます。
「道の駅」を一回りしてスタート地点の駐車場付近まで戻ってきました。
「道の駅」が併設されているからでしょうね、とても賑やかで活気のある明るい雰囲気たっぷりの「廃駅跡」でありました。
ふるさと銀河線「本別駅」の前身、国鉄「本別駅」は明治43年に開業し森林資源の搬出駅として繁栄したようです。
当時の駅名の読みはなんと、「ぽんべつえき」であったようです。
その後、国鉄分割民営化によりJR池北線本別駅となり更に第三セクター「北海道ちほく高原鉄道」に経営が委ねられます。
1991年には「本別町コミュニティーセンターステラプラザ」として建設された駅舎&コミュニティーセンターは、道内の建築物に贈られる「赤レンガ建築賞」を第4回目として受賞しています。
ちなみに過去の受賞は…
第1回(1988) 忠類ナウマン像記念館(幕別町)
第2回(1989) アルファリゾート・トマム(占冠村)
第3回(1990) 北見市立中央小学校(北見市)
第4回(1991) 本別町コミュニティセンター(本別町)
第5回(1992) 恵庭市立図書館(恵庭市)
第6回(1993) 千歳市開基記念総合武道館(千歳市)
第7回(1994) 白金インフォメーションセンター(美瑛町)
第8回(1995) 寿都町総合文化センター(ウィズコム)(寿都町)
第9回(1996) 本の森厚岸情報館(厚岸町)
第10回(1997) 交流促進センター襟裳岬「風の館」(えりも町)
第11回(1998) 六花亭サロンKyu(旧・相川求一郎デッサン館)(帯広市)
第12回(1999) 鹿追町ピュアモルトクラブハウス(鹿追町)
第13回(2000) 幕別町百年記念ホール(幕別町)
第14回(2001) 公立はこだて未来大学(函館市)
第15回(2002) 札幌ドーム(札幌市)
第16回(2003) 真駒内六花亭ホール(札幌市)
第17回(2004) モエレ沼公園「ガラスのピラミッド」(札幌市)
第18回(2005) 国稀酒造建築群(増毛町)
第19回(2006) 情緒障害児短期治療施設「バウムハウス」(伊達市)
第20回(2007) 黒松内町立黒松内中学校エコ改修(黒松内町)
第21回(2008) 北見信用金庫本店(北見市)
第22回(2009) 岩見沢複合駅舎(岩見沢市)
第23回(2010) 日本生命札幌ビル(札幌市)
第24回(2011) 箱館奉行所(函館市)
となっておりました。
「北海道赤レンガ建築賞」については、こちら。
第二回受賞は「アルファリゾート・トマム(占冠村)」とは知りませんでした。
冒頭の写真は「道の駅ステラ★ほんべつ」内にいまも展示されている、ふるさと銀河線時代の駅名標です。
劣化の具合を見ると、当時使われたままの姿で展示されているのではないかと想像します。
道の駅の手前の「本別川」に掛かる上路プレート・ガーダー橋を発見。
2009年に廃止されてからまだ間もないせいでもあるでしょうが、まるで現役のような綺麗な姿でそこにありました。
ちなみに、平行して掛かる道路橋(今私が立っている橋)は「本別橋(ほんべつはし)」と命名されています。
オデ君を駐車場に預ける段取りで、道の駅の裏手にある駐車場から観賞をスタートします。
まず、真っ先に目に入ってくるのが…(デッカイから当たり前ですけれど…)敷地内に今も残され展示されている「跨線橋」です。
実に雄々しい姿で佇んでおります。
そうですね…跨線橋がそこにあったらまず渡ってみなければなりません。
現役路線の跨線橋ならば、渡ることが出来て当然ですが、こうして廃止になってしまった路線に残された跨線橋は、“閉鎖”されていることがあります。
安全管理上からもそれは仕方のない措置であると納得はします。
しかし、こちらの跨線橋の入り口ドアーは開放されていて、内部を観賞することが出来ました。
*この跨線橋はリニューアルに伴い「鉄道記念館」となりました。だから「ドアー」があるのですね。
跨線橋の内部はこのように「木造」であります。
窓の建具をはじめ、階段も天井も全て「木造」であります。
なんだかすごく柔らかな印象を受けます。
内部はギャラリー風になっていて、ふるさと銀河線にまつわる写真が掛けられています。
窓の下には木製の小さな机とベンチが置かれています。
ここの窓の建具は「アルミサッシ」が使われています。
天井も木製でとても興味深い形状をしています。
跨線橋を渡ってもう一方の出口から出てきました。
本別駅の歴史を記述したパネルが設置されています。
跨線橋の下にはレールが1線だけ敷かれています。
解説によりますと、28mほどの長さで復元されているそうです。
この辺りが線路とホームがあった辺りだと思います。
今はテラス風のテーブルセットが施されて、飲食が出来るようなスペースとなっています。
青空が綺麗で、テーブルでスナックや…ビールなどを頂いたら幸せ一杯だろうなぁ~
「道の駅ステラ★ほんべつ」の一つの入り口…岡女堂でも見かけたビーンズをモチーフとした大きなキャラクター?が展示されています。
トイレの案内表示板…みたことあるフレームだな、っと思いましたら「ふるさと銀河線」の駅名標に使われていたパイプ・フレームの再利用でありました。
順番が逆になってしまいましたが、こちらが「本別駅」の正面となります。
さすが、「赤レンガ建築賞」を受賞した建築物ですね。
一見して「只者ではない」空気が伝わってきます。
駅前ロータリーの風景であります。
花壇に植えられた花々が青空に映えて、とても美しいです。
道の駅前に展示されているブロンズであります。
なんとも不思議な印象の彫像であります。
「亀と豆」かな?などと想像しましたが…何でしょうね。
頭部と思しき辺りは「枝豆」みたいにも見えます。
「道の駅」を一回りしてスタート地点の駐車場付近まで戻ってきました。
「道の駅」が併設されているからでしょうね、とても賑やかで活気のある明るい雰囲気たっぷりの「廃駅跡」でありました。