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Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

流山温泉駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2019-12-12 | Weblog
流山温泉駅は親しく馴染みのある駅です。

興味を持ったきっかけは「東北新幹線200系」が展示されている駅ということでした。

「函館本線の駅に新幹線車両?」と半信半疑で訪れました。

…というか、そもそも「駅」へのアプローチが分かりませんでした。

GPSが示す地点に駅らしきものが見えません。

道道338号線を走りながらチラ見すると木立の間から緑色の新幹線車両が見えます。

「ここかぁ!」とは思いますが、「どこから入るのだろう?」とけっこう迷ったことが思い出されます。



現在の流山温泉駅…新幹線車両はすでに撤去されこのような駅となっていました。

独特の書体の駅名標は健在です。

「流山温泉駅」とは文字通り、JR北海道が事業多角化の一環として温泉観光事業を始めた際に新設された駅であります。



こちらは【2012年】に撮影したものです。

すごいインパクトです!

訪れる人は少なかったようですが、素晴らしい展示です。



車両横には金色のプレートが掲げられています。

北海道新幹線が走る日を待ち望む熱い気持ちが伝わります。

その想いがいま新函館北斗駅に結実しました。

ただの「棒線駅」となってしまい「温泉」も休業となってしまった駅。

すごく残念に思います。

経営が厳しいJR北海道にとっては展示車両のメンテナンスの費用もバカにはならないでしょう。

でも、プレートにある熱い想いを後世に伝えて忘れないためにも、あの車両はぜひ残してほしかったです。



現在、ホーム階段横には 「ノーズ・コーン」と「駆動輪?」 が展示されています。

あの車両がこのような姿になってしまいました。

蒸機の静態保存機を訪ね歩いていた時にも、解体されたパーツを展示しているものを見掛けました。

何もかも無くなってしまうよりはましなのでしょうが、複雑な気持ちです。

2012年流山温泉駅の記事はこちらから。



ホームに上がります。

こちらは池田園駅方面となります。



こちらがこれから向かう「銚子口駅」方面となります。



駅前広場?にポツンとハチ君。

スタックしてしまうと大事なので、深入りはしません。

北海道無人駅、廃線跡などを訪ねる際…「深入りしない」が鉄則です。

轍のあとを見ると問題はなさそうですが…



こちらも【2012年】に撮影したものです。

当時まだ営業していた「流山温泉」と客車が展示されていました。

この日はイベントが催されていたのでしょうか、大勢の人々でにぎわっていました。

今とは全く雰囲気が異なりました。



函館本線 流山温泉駅付近の地図です。

このあたりは不思議な線形を描く函館本線です。

図を見ていただくと「流山温泉駅」のある佐原支線は駒ケ岳の東側、海側を走って森駅へ向かいます。

一方の「大沼公園駅」を通り駒ケ岳の西側を通り森駅へ向かう本線。

さらに地図下側、仁山駅 新函館北斗駅を通る本線ルートと藤城線 と、何だか不思議な路線です。

もちろん、これには理由があって、急勾配を迂回するための迂回路線であったり複線化のための路線だったりしたようです。



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