Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

クルーズ 寒かったけれど楽しかった…

2012-01-30 | Weblog
 よりによって、超寒波、おまけに雨降りの日曜日(1月22日)神田川-日本橋川クルーズに参加してきました。
(正式な名称は…神田川ジャングルクルーズだそうです。)

「ぽけかる倶楽部」という会社のツアーでした。
料金も安くて天気を別にすれば、まずまず満足でした。

ロン毛の「マトリックス」みたいな方がガイドさんです。
神田川、隅田川、日本橋川の全ての橋の名前とそれにまつわる逸話を暗記していて(原稿などを一切見ていないから…)それは見事なものでした。
職人芸ですね。

雨模様の天気の為に船には簡易のビニールシートの屋根が設置されていました。
雨が直接当たらないので助かりましたが、景色を観賞するにはNGでありました。

日本橋の船着場から出船です。



ツアーの時に配布された地図です。
すごく分かりやすくて、よく出来ていると思います。

特に日本橋川は川の上を首都高が走っているので、地図ソフトやグーグル・マップとかで見ても「川」じゃなくて首都高がかぶさってしまって、橋が見られません。

こういうマップは「橋巡り」には大変重宝でしたよ。

隅田川の橋のイラストはその特徴が綺麗に表現されています。



隅田川から見た「柳橋」です。
静かでしっとりとした良い感じの橋です。
陸から見た橋の佇まいが素敵です。
好きな橋です。



変な写真でしょ?

お茶の水の「聖橋」下から見上げたものです。
アーチのカーブが綺麗です。

いつもは上の方から見下ろす視線ですが、逆の視線も新鮮です。

電車の窓から見下ろしている人は「バカだなーこんな天気に…」って思っているでしょうね。



JRの橋です。
旧国鉄のエンブレムが取り付けられているのですが、船から見る以外には目視することは困難な場所です。

このエンブレム(凄い迫力のデザイン!)を見るだけでも、このクルーズの価値はあると思いました。
鉄道ファンの方は必見ですね。



柳橋と共に好きな橋の一つ…常磐橋であります。
このツアーで初めて知ったのですが、日本橋川には3つの常磐橋が架かっています。

上流から…「新常盤橋」「常磐橋」「常盤橋」の順番に架かっています。
分かりますか?
真ん中のこの橋だけが「石」なんですよ、皿じゃなくて。

先の震災で破損があったらしく、現在、安全確認と補修中で通行止です。
(歩行者専用の橋で車両の通行は出来ません)

しかし、この石造りのアーチ橋は実に美しい橋です。
架橋当時は勿論、首都高などあるはずもなく、水面に映る姿は素晴らしい景観だったことでしょう。



この橋は水上から見た方が素晴らしいと思います。




途中の橋をかなり端折って、スタート地点「日本橋」に到着です。

時代の垢を「ケルヒャー」で洗い流して、やけに白っぽい橋になりましたね。
オジサンは先の「常磐橋」みたいな雰囲気の方が好きですね。



約2時間ほどのクルーズでした。

首都高を地下に移設して日本橋川の美しい景観を取り戻す…というような話を聞いたことがありますが、確かにそれが実現出来たなら、どんなに素晴らしいことでしょう。
この写真、目を閉じてイメージ出来ますか? 
首都高のない日本橋の姿…
(首都高のお陰で多大な恩恵を享受しているのも理解しています)

ベニスって行ったことはありませんが、「東洋のベニス」「水の都 東京」が実現出来たら凄い観光資源になることでしょうね。

ホントにそう感じました。
日本橋川クルーズ…お勧めです。

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