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Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

歴代デジタル メモ・カメラを振り返る 4月4日 2021年

2021-04-13 | Weblog
きっかけは部屋の掃除をしていて「懐かしいもの」を発見したことからです。

画面手前の「IXY DIGITAL L」というデジタル・カメラがそれです。

いつも身に着けてメモ帳?として使っていました。*「Wearable Camera」ですね。

デジタルの「メモ・カメラ」はこれが最初だったと記憶しています。



今見ても秀逸なデザインです。

ストロボの配置なども素晴らしいです。

「手のひら」というより「指先」に収まるほどコンパクトなカメラです。

今さらながらその小ささにビックリ。

2003年…今から18年も昔の製品です。

スペックは「420万画素」「1/2.5型CCD」という仕様。

これをいつもバッグに入れて持ち歩いていました。

懐かしいなぁ



バッテリーもチャージャーもあったので、さっそく充電してみました。

ちゃんと稼働しています。

凄いなぁ~



バッテリーをチャージしスイッチ・オン

なんと!

メニュー画面も健在です。

たぶん、10年以上放置していたと思いますが大したものです。

ちなみにこの頃の製品、 外箱も本体もすべて「Made in Japan」です。



Ricoh Gx200

このカメラにはずいぶんお世話になりました。

取材旅行にも常に携帯しました。

そこそこコンパクトで邪魔にならずとても重宝しました。

Ricoh のカメラはマクロ撮影が優れていて、メモ・カメラとしてはもちろん、仕事にも使いました。



実は今でもこうして「顕微鏡撮影」に現役で使っています。

アダプターなど使わず接眼レンズに直接カメラレンズを押し当てて「手持ち」で撮影しています。

常識的には「普通あり得ない」ことですが、これが結構良く撮れちゃうんです。



以前はこうして生物顕微鏡にアダプターを介して一眼レフを取り付けて撮影していました。

生物顕微鏡は対物レンズと被写体との距離…ワーク・ディスタンスが狭いのでライティングなど非常に難しく1カット撮影するにに15分~30分ほども時間を費やしました。

しかし実体顕微鏡に Ricoh Gx200 の組み合わせで撮影時間は1/10ほどに短縮されました。

「今まで何だったのだろう?」と思う程、撮影は楽チンです。



Ricoh Gx 200 の次に採用したメモ・カメラ SONY Rx-100 です。

「 IXY DIGITAL L」 の10年後 2013年に発売されたカメラです。

まず惚れたのは「姿」でした。

塊り感のあるデザインでカメラとしての正統派の姿をしています。

スペックは 2090万画素 1型CMOS と先の 「 IXY DIGITAL L」とは隔世の感があります。

レンズが F1.8 と明るいのも魅力でした。



メモ・カメラとしての大きさもまずまず、良い感じです。

これ以上はメモ・カメラとして「常に携行する」という点では大きすぎて不向きです。

なぜかマクロ性能がイマイチで「メモ・カメラ」として資料館の展示資料撮影などに不満がありました。



…「常に携行する」という点では大きすぎて… とか言いつつ、こんなカメラもメモ・カメラとして使ってみました。

やはり、大き過ぎて「常に携行する」というメモ・カメラには適していませんでした。

そんなの初めから分かりそうなものなのに…と言われそうですが…

まず「姿」が素敵で惚れました。

それと、あわよくば取材用の一眼レフの代わりにもならないかなぁ~という期待もありました。

取材旅行の際の一眼レフ機材はスーツ・ケース一台にもなってしまいます。

歳をとって機材の多さが負担と感じるようになった…ちょうどその頃 ふらっと買ってしまいました。

いろいろ言い訳しながら単にお買い物をしたかっただけです。



結論としては…メモ・カメラとしては大き過ぎるし取材カメラとしては中途半端なカメラでした。

「姿」はとても素敵ですので「お散歩カメラ」としてはイケているのではないでしょうか?

カメラのことで人から声を掛けられたのはこれが唯一でした。



性懲りもなくまた…SONY Rx-100 です。

7世代目 Rx-100 MkⅦ です。

2019年 8月の発売ですので2年弱前のモデルです。

本来なら Rx-100 MkⅧ とか発売されていても良い時期ですが、コロナ感染症でオリンピックが延期されそれに伴って製品発表も遅れているようです。

こうしたシリーズ商品では奇数番商品の出来が良く偶数番商品の出来がイマイチ と言われることが多いです。

*Windows 7 とかは今でも愛用者がいらっしゃるみたいですが Windows 8 はなんだかなぁ~ でしたね。

それとセブンという名前の響きも好きです。

初代 Rx-100 から7代目となると価格もそれなりにアップし4倍ほどの価格となりました。

いくら何でもそんな価格では買いたくないしまた買えないし…と思っていました。

外観は初号機とほとんど変わりません。

今でも Rx-100 から Rx-100 MkⅦ まで併売しているのはすごいことです。

カメラとしてのパフォーマンスは劇的な進化を遂げている模様です。



なぜまたRx-100 を…と思われるでしょうが、懲りずに一眼レフの代用にならないかな…とチャレンジしてしまいました。

結果は想像通り…やっぱ代用はちょっと無理でした。

初号機 Rx-100 に比べると素晴らしい機能が盛りだくさんです。

ポップアップの EVF も魅力でしたが…視度調節レンズが使えないのであまりご利益がありません。*運転以外に眼鏡は使用しませんので…

結局、メモ・カメラとしてはあまり好きになれませんでした。



現在メモ・カメラとして重宝しているのが iPhone です。*写真は iPhone 12 mini です。

メモ・カメラというか、「Wearable Camera」としてはiPhone は最強ではないでしょうか。

カメラを持たずに外出することはあっても iPhone を持たずに出掛けることはあり得ませんからね。

誰かがうまい表現をしていました。

カメラは情景を正確に記録するまさに「カメラ」で、一方のスマートフォンのは情景を華やかに彩る「塗り絵マシーン」だと。

確かに Photoshop などで面倒なレタッチなどすることなく、Instagram などに「綺麗な写真」をマシーンが生成・ アップしてくれますからね。

コンパクト・カメラなどが苦戦するわけです。



カメラ・ケースなど「入れ物」には全くお金を掛けないです。

「IXY DIGITAL L」のは百均で購入した「小銭入れ」です。

予備のバッテリーも入ってピッタリの大きさでした。



Ricoh Gx 200 のもキャンドゥで購入した¥100 のです。とても重宝しました。



Rx-100 のは ヨドバシで購入した HAKUBA の製品でしたが多分 ¥1000 位だったと思います。



こちらも同じく HAKUBA の製品で ¥1000 少々だったと思います。



こちらは典型的な百均のクッションバックです。

カメラのほかにモバイル・ハードディスクなどを入れるのに重宝しています。



メモ・カメラ とかではありませんが、こんなのも使っています。

これ、「Wearable Camera」ですね。

廃線巡りで動画を記録用に撮影したいことがあります。

しかし、静止画と動画を独りで同時に撮影するのは無理があります。



こうしてヘルメットに装着して記録しています。

廃線巡りではほとんど人と会うことがありませんから、このような格好でも恥ずかしくはありません。

ロードス君とサーキット走行をする際にロールバー付近に取り付けて「オンボード・カメラ」みたいに使うこともあります。



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