
アウトドアーマガジン BE-PAL誌の特別付録 「トラベラーズ・ダイアリー2019」 に心を奪われ、早速アキバの書店で購入してきました。
普段はDマガジンなどでパラパラめくりで拝見していますが、「特別付録」で釣り上げられちゃいました。
特集は「焚き火とナイフと旨い肉」ですよ!
焚き火、楽しい!
ナイフ、美しい!
肉、美味しい!
みんな大好きなお題じゃないですか!
こんな美味しい餌をチラつかされて反応しないアウトドアズ・マンなどいないでしょう?

こちらが 特別付録 トラベラーズ・ダイアリー2019 であります。
デザインは絵本作家の村上康成さんが担当されました。
来年2019年の干支 亥の“うり坊”がイラストされています。
手にするまで予想しませんでしたが防滴加工の「ハードカバー」仕様です。
写真で見ている時点ではソフトカバーだと思い込んでいました。

構成は非常にシンプル
2018年12月~2019年12月までの月間ダイアリー
それ以外は「方眼」のページのみです。
いろいろ“仕掛け”や読み物、などのサービス精神であれもこれもとゴチャゴチャしてしまいがちですが、非常に潔い構成です。

手帳を手にしたときに「あれ?この感触 アレににているなぁ~」と最初の印象。
アレとは「フィールド・ノート」とか「測量野帳」と呼ばれるノートです。
名称からも測量の仕事に携わる方々が現場で使用するプロのノートであることが分かります。
種類は3種類
「TRANSIT BOOK」「LEVEL BOOK」「SKETCH BOOK」です。
写真は 「TRANSIT BOOK」「LEVEL BOOK」です。
「SKETCH BOOK」は購入したことがありません。
なるほど…ハードカバーは屋外作業で立ったままでも下敷きが無くても書き込むことができます。
しかも屋外仕様前提ですから防滴加工も必須でしょう。
こうしたプロの現場で使用されている測量野帳のコンセプトにインスパイアーされて企画されたのが“トラベラーズ・ダイアリー2019”というわけです。
サイズもほぼ同一です。

こちらは同誌通販ページです。
“トラベラーズ・ダイアリー2019”がピッタリ収納できる本革カバーが紹介されています。
イギリス手帳メーカーASHFORD とのコラボ企画だそうです。
札入れ型のビッグポケット、小銭入れとして使えるファスナー・ポケット、カード・ポケットなどを装備しています。
“トラベラーズ・ダイアリー2019”の他にもう一方のスリットには「測量野帳」を差し込めるようになっています。
これを見て「おや?」って思いました。
本企画“トラベラーズ・ダイアリー2019”はシンプルな構成と防滴加工というアウトドアーでの使用を前提に企画されたものですが…
カバーのほうは「アレもコレも」のサービス企画。
そもそも防滴加工を施された“トラベラーズ・ダイアリー2019”に手帳カバーなんて必要ないでしょうし…
それぞれのコンセプトが相反するように感じました。
付録の企画と通販の企画とはそれぞれ異なるグループが担当しているのでしょうね。
“トラベラーズ・ダイアリー2019”に拘らず、単に文具としての手帳カバーとすれば、見ているだけで楽しいですね。