Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

奥白滝信号場 白滝シリーズ 石北本線 9月5日 2015年

2016-07-01 | Weblog
奥白滝信号場にやってきました。

2001年に駅業務を廃止し信号場に降格されました。

白滝シリーズの駅中でも特に興味を持っていた物件です。

カラートタンの外壁にオデ君が映っています。



国道333号線から信号場までは距離があります。

GPSのガイドに乗っかっているだけですから気楽なものですが…

それにしてもこの導入路?「本当に良いの?」と一瞬躊躇してしまいます。

この先を左に緩くカーブすると…



道の突き当たりに建物が見えます。

あれが目的の「奥白滝信号場」です。



駐車スペースにオデ君を停めて、早速鑑賞を始めます。

空は晴れているのですが、時折「サァー」と雨が落ちてきます。

ほんの一瞬ですので傘を差すほどのことではありません。

外壁は暗いカラートタンで補修されていて、駅建物のようには見えません。



ホームから遠軽方面を見ます。

信号場の機能は現在でも有しているわけですが、かつての2面2線の駅ホームの面影は残されていません。



こちらが旭川方面の景色です。



ホーム側の外壁も補修の手が入っています。

木製の建具はそのままに、その外側にアルミサッシが取り付けられています。

公衆電話ボックスのような外観の設備があります。

保線作業員の方々が使用する機器なのでしょうか?

ボックスの高さから想像すると、列車連絡用の通信機器のような気がします。



建物の出口にはパイプ製の「改札ラッチ」が残されています。



近くに寄ってみます。

これを見ると…「あぁ駅だったんだなぁ」と思います。

外壁の補修の際に撤去しなかったのはなぜでしょう?

駅の面影を残しておきたかったのでしょうか?



もう一度、ホーム跡から建物と路盤を見てみます。



一回りして駅正面に戻ります。

カラートタンで塞がれた駅入り口。

鉄道に興味のない方でしたら、これが鉄道駅舎だとは思わないでしょう。

その前に、このような場所に好き好んでやってくることは無いでしょう。



本日は白滝シリーズを鑑賞しなかなか充実した一日でした。

ここからお気に入りのサロマ湖のホテルへ一目散です。

帰り道は「旭川紋別自動車道」を通って戻ろうとしたのですが、生憎事故通行止めで仕方なく来た道を引き返しました。

本日の走行距離は403Kmでした。

ホテルにチェックインし、露天風呂に浸かってやれやれです。

酔っ払って寝てしまう前に本日の撮影データをHDDにバックアップします。

「あれ?」

何だか白滝シリーズ、数が足りません!

「しまったぁ!」

一駅すっ飛ばしてしまいました。

「上白滝駅」を飛ばしてきてしまいました。

「何で確認しなかったのか!」

仕方がありません。

現役時代の姿はぜひ確認しておきたいので明日、朝イチで「上白滝駅」まで戻ることにしました。

自身のミスとはいえ、なんて無駄なことをしてしまったのか。

ビール飲んで早目に寝てしまいます。




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白滝駅 白滝シリーズ 石北本線 9月5日 2015年

2016-07-01 | Weblog
白滝シリーズ中心的駅でシリーズ中「白滝」の名詞に冠詞を持たない唯一の駅でもあります。

2016年3月26年以降、白滝を名乗る駅はこの「白滝駅」だけとなってしまいます。



これまでの白滝シリーズの各駅に比べてそうとう立派な駅です。

Wikiによりますと平成元年に駅舎改築とあります。

駅前は広いスペースが確保されていて、オデ君を駐車するのも楽々です。

…というか、オデ君と私以外、駅には誰の姿もありません。

こんなに立派な白滝駅も今は無人駅となっています。

大屋根の上には時計塔が載っています。

午後二時頃を指しています。



駅舎入り口前から振り返って「駅前商店街」と見ます。

駅前超一等地には営業中の商店は見当たりません。

夜には右手の居酒屋さんは営業するのでしょうか…都内でも同名のチェーン店を見かけますが、同じグループなのでしょうか。



駐車スペース近くには、大きな案内看板が立てられています。

山歩きや地質、地形などに興味のある方には興味深いゾーンのようです。



駅舎内の待合所に入ってみます。

平成に改築された駅舎とあって、国鉄時代の香りを残す他の白滝シリーズ各駅とは異なり、ステンレスやアルミ材、ガラスなどを多用した近代駅の香りがします。

とても整然と整備されていて雰囲気も居住性も良さそうです。



待合所を通り抜けてホームへと出ます。

無人駅ですから入場券は購入できません。



長~い1番線ホームに立ち隣駅丸瀬布方面を見ます。



こちらが旭川方面となります。

2016年3月26年ダイヤ改正後、隣駅は「上川駅」となります。

かつては白滝駅⇔上川駅間には五つの駅が存在しました。

その全ては廃止、若しくは旅客扱いを廃止して信号場に降格されました。

白滝駅⇔上川駅間の営業キロ数は…なんと!37.3Km、もう一つの隣駅丸瀬布駅との営業キロ数は19.7Km となります。

ちょっと隣駅まで歩いて行く…なんてとても現実的ではない距離です。

うっかり飲んで帰って終電(ここは非電化ですから終列車か…)に乗り遅れたら大事ですね!

駅泊するしか無いかも知れません。



白滝駅は特急や特別快速などの列車の停車駅となっています。

営業規模の大きな駅の白滝駅ですが、ホーム間の旅客の移動は構内踏切を使用します。

駅構内が平面的で広々と感じたのは跨線橋がないからですね。



1番線ホームから2.3番線ホームを見ます。

ホーム上にも待合所が設置されています。



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