池田ワイン城から白糠線終端駅「北進駅跡」へとやってきました。
白糠線は2013年、上茶路駅を鑑賞に訪れたことがありますが、その時には「北進駅」の鑑賞は選択肢に全然入っていませんでした。
白糠線としてすでに営業されていたのは白糠駅⇔北進駅33.1Kmでありました。
根室本線白糠駅から池北線足寄駅を目指して建設された白糠線ですが、その志半ばで廃止となりました。
北進という駅名は足寄駅を目指して建設を進めた「北へ進む」という白糠線の意志を表した名称でありました。
はたしてその夢が潰えた「北進駅跡」とはどのようなところなのかと見てみたくなりやってきました。
路盤の方向を説明するために、オデ君が写っている最初の写真を基準にさせて頂きます。
周り中、全て同じような景色なのでオデ君のような人工物を挟まないと方向が分からなくなってしまいます。
オデ君が停車しているのは国道274号線から駅前への道路を100mほど入ってきた地点となります。
本当に何も無くなっています。
オデ君の鼻先から右手方面…つまり白糠方面を見たところです。
画面右手に少し盛土のようになっているのが確認できます。
いかにもホームの盛土のような雰囲気があります。
しかし、北進駅の当時の写真を見ますとホームは鉄骨とコンクリート・パネルで作られているように見え、盛土で作られたホームとは違うようです。
こちらは国道からオデ君と進入してきた駅への導入路です。
駅開設時から林の中の駅だったのですね。
夜とか独りで下車してしまったら怖すぎます。
そしてこちらが足寄駅を目指し延伸を夢見た方向です。
一応、平地に造成されているように見えます。
この先にレールが敷設されることはなく白糠線の夢はここで潰えたわけです。
今現在の眼で見ますと「なぜこのような場所に…」と思ってしまいますが、かつて北海道全道で森林資源や炭鉱資源、海洋資源で沸き返っていた当時は、ごく普通の計画だったのでしょう。
今でも北海道には石炭理論可採埋蔵量というのが100億トンを超えるそうです。
これは当時の理論可採埋蔵量なので深部埋蔵量などは計算されていなかったそうで、今日の採炭技術を用いるとその量は更に50%以上アップするようです。
この資源をクリーン・エネルギーに変換する技術が開発されれば北海道に再びスポットライトの当たる時が訪れるでしょうか?
北進駅跡は、かつて活気で溢れかえっていた往時の北海道と今のこの静けさのギャップを見守っているようでもありました。
昼間でも独りでは怖かったです。
白糠線は2013年、上茶路駅を鑑賞に訪れたことがありますが、その時には「北進駅」の鑑賞は選択肢に全然入っていませんでした。
白糠線としてすでに営業されていたのは白糠駅⇔北進駅33.1Kmでありました。
根室本線白糠駅から池北線足寄駅を目指して建設された白糠線ですが、その志半ばで廃止となりました。
北進という駅名は足寄駅を目指して建設を進めた「北へ進む」という白糠線の意志を表した名称でありました。
はたしてその夢が潰えた「北進駅跡」とはどのようなところなのかと見てみたくなりやってきました。
路盤の方向を説明するために、オデ君が写っている最初の写真を基準にさせて頂きます。
周り中、全て同じような景色なのでオデ君のような人工物を挟まないと方向が分からなくなってしまいます。
オデ君が停車しているのは国道274号線から駅前への道路を100mほど入ってきた地点となります。
本当に何も無くなっています。
オデ君の鼻先から右手方面…つまり白糠方面を見たところです。
画面右手に少し盛土のようになっているのが確認できます。
いかにもホームの盛土のような雰囲気があります。
しかし、北進駅の当時の写真を見ますとホームは鉄骨とコンクリート・パネルで作られているように見え、盛土で作られたホームとは違うようです。
こちらは国道からオデ君と進入してきた駅への導入路です。
駅開設時から林の中の駅だったのですね。
夜とか独りで下車してしまったら怖すぎます。
そしてこちらが足寄駅を目指し延伸を夢見た方向です。
一応、平地に造成されているように見えます。
この先にレールが敷設されることはなく白糠線の夢はここで潰えたわけです。
今現在の眼で見ますと「なぜこのような場所に…」と思ってしまいますが、かつて北海道全道で森林資源や炭鉱資源、海洋資源で沸き返っていた当時は、ごく普通の計画だったのでしょう。
今でも北海道には石炭理論可採埋蔵量というのが100億トンを超えるそうです。
これは当時の理論可採埋蔵量なので深部埋蔵量などは計算されていなかったそうで、今日の採炭技術を用いるとその量は更に50%以上アップするようです。
この資源をクリーン・エネルギーに変換する技術が開発されれば北海道に再びスポットライトの当たる時が訪れるでしょうか?
北進駅跡は、かつて活気で溢れかえっていた往時の北海道と今のこの静けさのギャップを見守っているようでもありました。
昼間でも独りでは怖かったです。